こんにちは。ヘアーチルドレン公式ライター・美容師の大脇です。
今回はクレイツのカールアイロン(コテ)・イオンカールを徹底検証していきます。


クレイツからは様々なコテが出ており、その中でも長く愛用されている初代イオンカールを検証していきます。
クレイツからはたくさんの種類のコテが発売されており
などありますが、こちらの記事では初代イオンカールを紹介していきます。
しかしはじめに結論を書いておくと、こちらのイオンカールは正直あまりおすすめできません。
理由としては古いモデルであり、改良版であるイオンカールプロと値段がそこまで変わらないからです。



改良モデルであるイオンカールプロが+1,000円くらいで購入できますので、断然イオンカールプロの方がコスパも高くおすすめです!
クレイツ イオンカールの基本情報
名称 | クレイツ イオンカール |
参考価格 | |
温度 | 150℃〜190℃(5段階調節) |
重さ | 約370g |
コードの長さ | 3M |
主な機能 | ・クレイツイオン ・シリコンラバー加工 ・自動電源オフ機能 |




イオンカールの主な機能や特徴


イオンカールはクレイツのコテで一番長い間愛用されているコテで、クレイツのコテといったらこちらのイオンカールを想像する方も多いのではないでしょうか?



クレイツは美容師さんでも愛用している方が多く、プロ用のコテやストレートアイロンを数多く発売しています。
また美容師だけではなく一般の方々からも人気のメーカーで、中でも今回紹介する初代イオンカール、そしてそれを改良したイオンカールプロは大ヒットのロングセラー商品。
クレイツ特有のクレイツイオンを搭載したコテで、髪の滑りの良さや使いやすさ、カールのつくりやすさなどが人気の理由です。
クレイツイオン搭載


クレイツのコテにはイオン効果で髪の摩擦などを軽減するイオン特殊加工されています。
髪の毛をコテでスタイリングする際、なんか引っかかる・・なんて経験ありませんか?
クレイツのコテはこんな経験をした事がある方に使って頂きたいコテとなっています。
引っかかるという事は摩擦によるダメージも心配ですが、クレイツのコテはストレスフリーな使い心地と、綺麗なカールのつくりやすさが人気の理由です。
シリコンラバー加工


こちらは全てのクレイツモデルに搭載されていますが、パイプ部にあるシリコンラバーにより髪に優しくフィットしながらスタイリングする事ができます。
適度なテンションをかけるだけで、ストレスフリーな使い心地を実感できるつくりになっています。
150-190℃と温度設定幅は狭め


イオンカールの温度設定は150-190℃の5段階になっています。
また温度設定をする際はアナログ表示です。(ボタンを押して、設定温度欄が光る仕組み)
イオンカールプロとエレメアカールではデジタル表記で10段階調節、温度設定の幅も下記の違いがあります。
- エレメアカール ・・ 40〜220℃(10段階)
- イオンカールプロ ・・ 120〜210℃(10段階)
- イオンカール ・・ 150〜190℃(5段階)
自動電源オフ機能
イオンカールに限らず、クレイツのコテには全て自動電源オフ機能がついています。
うっかり消し忘れた・・なんて時も自動で電源が消えるつくりになっているので安心です。


【一括比較表】イオンカールとその他のクレイツのコテとは何が違うの?


一目でわかるクレイツコテの一括比較表
商品名 | ![]() ![]() マグネットヘアプロ ※ホリスティック | ![]() ![]() エレメアカール | ![]() ![]() イオンカールプロ | ![]() ![]() イオンカール | ![]() ![]() エスペシャル ※アフロート | ![]() ![]() グレイス |
おすすめ度 | ||||||
参考価格 ※Amazon、楽天価格 | ¥17,600 | ¥13,200 →¥9,000前後 | ¥10,670 →¥5,000前後 | ¥9,350 →¥5,000前後 | ¥10,868 →¥7,000前後 | ¥10,260 →¥6,000前後 |
仕上がり艶感 | ||||||
滑りの良さ | ||||||
温度 | 120-200℃ | 40-220℃ | 120-210℃ | 150-190℃ | 120-200℃ | 150-190℃ |
温度調節 | 5段階 | 10段階 | 10段階 | 5段階 | 5段階 | 5段階 |
重さ | 420g | 422g | 430g | 370g | 380g | 350g |
コード | 3M | 3M | 3M | 3M | 3M | 3M |
デジタル表記 | × | ○ | ○ | × | ○ | × |
誤作動防止 | × | ○ | ○ | × | × | × |
自動電源オフ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
海外 | ○ | ○ | × | × | ○ | ○ |
美容師の 一言メモ | 仕上がりの艶感、柔らかさ、滑らかな巻き心地がかなり優秀。価格は高いが美容師目線で特におすすめ。 | クレイツコテのオリジナルモデルの最上位モデル。温度幅が広く、低温カールできるのがポイント。 | エレメアの前作モデルだがマイナスポイントは特になし。また今は約半額で購入できるためコスパ最強モデル。 | 一番古いモデル。価格は安くなっているが、改良版のプロとそこまで価格が変わらないため、あまりおすすめではない。 | クレイツと人気美容室のアフロートがコラボしたモデル。全体的には使いやすいが、価格がそこまで割引されていない。 | ゴールドバレルが目をひくモデル。 基本的な機能や設計は初代イオンカールと同じなためちょっと物足りない。 |
レビュー記事 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
※全て実際に使用しながら使い心地を比較しています。しかし全て僕個人の感想にはなりますので、感じ方には個人差がある事をご理解ください。
※海外は電圧を参考に可不可とまとめていますが、電圧によっては対応できない地域もあります。その場合は変換プラグを購入する必要があります。
※クレイツのコテの一括比較事はこちらで詳しくまとめています。



上記の比較表を見ても分かるように、初代イオンカールは他のクレイツのコテと比べてもおすすめポイントが少なめです。。
クレイツのコテを大きく分けると
に分けられます。
主な違いは下記の図にもまとめておきます。
クレイツイオン | 温度 | デジタル表記 | |
ホリスティックキュア ※現マグネットヘアプロ | ◎+α | 150〜190℃ ※120〜200℃ | × |
エレメア | ◎ | 40〜220℃ | ◯ |
イオンカールプロ | ◯ | 120〜210℃ | ◯ |
イオンカール | ◯ | 150〜190℃ | × |
グレイスカール | ◯ | 150〜190℃ | × |
エスペシャル | ◯ | 120〜200℃ | ◯ |


イオンカールのメリットとデメリットをまとめてみると・・・
イオンカールのスペックを検証し、メリットとデメリットをまとめてみるとこんな感じです。
メリット
- 滑りが良く巻きやすい
- リッジが綺麗なカールをつくりやすい
- 愛用している美容師さんも多い
- Amazonだと半額くらいでお得に購入できる
- 温まる時間が早い
デメリット
- 温度の幅が他のクレイツ商品と比べて狭い
- 温度設定がイオンカールプロやエレメアカールは10段階できるが、イオンカールは5段階
- 使用期間が長いと劣化でコーティングが剥がれやすくなる
- 劣化で本体が黄ばみやすい
- 海外対応ではない
おすすめポイントも多いのですが、クレイツのその他のモデルと比べると正直機能は劣ります。
また使用期間が長いと白いプレートが黄ばんでくるデメリットもあります。





ちなみにコーティングが剥がれてくると滑りが格段に悪くなります。髪のダメージにも繋がりますので買い時のサインとして覚えておきましょう。
そして基本的にクレイツの商品は業務用(プロ用)なので壊れにくいとは個人的に感じます。(自分も美容室で毎日のようにクレイツを使用していたが、丸4年は使用していました)
プロの美容師さんがおすすめするというのもポイントは高いですが、スタイリングが苦手で不器用な私でもできる!といった声も多く、初心者でも扱いやすいコテとしておすすめの商品です。


イオンカールのおすすめの購入方法と最安値は?
こちらは参考価格が¥9,350(税込)となっていますが、Amazonなどでは半額前後で購入できお買い得です。




まとめ。イオンカールより改良版のイオンカールプロが断然おすすめ!


今回はクレイツのイオンカールを徹底検証してみました。
コスパで考えても、4,000円前後で購入できるコテとしては十分のコテです。
ただもしイオンカールを購入を検討している方がいましたら、個人的には断然イオンカールプロの方がおすすめです。


なぜイオンカールプロの方がおすすめかというと、機能や使いやすさが改良されただけでなく、Amazonなどで売られている価格がそこまで変わらないからです。
イオンカールプロは約半額の5,000円前後で購入できるため、イオンカールと価格があまり変わらない



よほど予算が厳しくなければ、+1,000円くらいで買えるイオンカールプロをおすすめします。




イオンカールプロについては下記の記事でも解説していますので、興味のある方はご覧ください。
またクレイツのコテをまとめて比較したい方は下記の記事にてまとめています。


最後に美容師おすすめのコテは下記にてまとめていますので、こちらもよければ参考にしてください。

