【片編み込み】って何?やり方と違いを美容師がかんたんに解説

今回は編み込みを使ったヘアアレンジのひとつである片編み込みのつくり方を解説していきます。
・片編み込みって何?
・どうやってつくるの?
・普通の編み込みとの違いは?
・片編み込みを使った簡単アレンジは?
こんな疑問をこちらの記事で解決していきます。



まず片編み込みとは編み込みをベースにしたヘアアレンジのひとつなのですが、編み込みよりぶっちゃけ簡単なアレンジになります。
編み込みができる方は、いつもの作業の“あるひとつの工程”をなくすと片編み込みが完成します。
編み込みのやり方が分からない方は、まずはこちらの記事をご覧ください。
片編み込みのつくり方を動画で見たい方は下記を参考にしてください。
片編み込みのやり方動画(約2分)
それでは片編み込みのやり方をテキストと画像でも解説していきます。
片編み込みのやり方
まず片編み込みの前に、編み込みの復習をざっくりとしましょう。
編み込みとは三つ編みを応用したヘアアレンジになります。
・3つの毛束を分け、左右の毛束を交互に真ん中にもっていくのが三つ編み
・真ん中にもっていく時に、後ろの髪の毛を少しすくって一緒に編んでいくのが編み込み
でしたね。






上記画像の動作を基本繰り返したのが三つ編みでした。
さらに真ん中へもってくる時に、一緒に後ろにある髪の毛をすくいながら編んでいくと編み込みになりました。
編み込みで行った仕上がりだとこんな感じになります。


この中の行程を「ひとつ」なくすと、片編み込みをつくることができます。
すくう作業を「片方」だけやるのが片編み込み!
編み込みをつくるために左右の毛束を交互に真ん中へもっていく時、後ろにある髪の毛を少しすくい一緒に編んでいく行程がありましたね。
そのすくって一緒に編む行程を片方だけやりましょう。
左右どちらか決め、左だけすくう時は全ての行程で左だけすくいます。
また右の毛束をすくう時は右の毛束だけすくいます。



慣れるまで頭の中でこんがらがってしまうかもしれませんが、ゆっくりどちらをすくうか間違えないよう行いましょう。
画像でも説明していきます。
3つの毛束に分けます。


編み込みの手順と同様、左右の毛束を交互に真ん中へ


編んでいく際、右側の毛束だけ後ろの髪の毛をすくいながら真ん中へ


左側の毛束は後ろの髪をすくわず、真ん中へもっていきます。


右側の毛束だけ後ろの髪の毛をすくいながら真ん中へ


左側は後ろからすくわず真ん中へ。
上記手順を繰り返します。


毛先は三つ編みでまとめます。
まとめた毛束は後ろの内側に隠すようにピン留めして完成です。


片編み込みと編み込みのデザインの違い&まとめ
編み込みができる方からするといつもの行程ひとつなくすだけの作業ですが、、
途中どっちの毛束をすくって編んでいくんだっけ?と迷ってしまった方もいるのではないでしょうか。
まず片編み込みで行った時と、普通の編み込みを行った時のデザインの違いを比べてみましょう。


編み込みの方が編み目が中におさまっている感じに対して、片編み込みの場合だと片方の編み目が浮いて(写真の場合だと左)、もう片方が編み目が中になじんでいる感じ(写真の場合だと右)がするのがお分かりでしょうか?
片編み込みは片方の毛束しか編み込んでいない為、片方が浮き上がり、もう片ほうがなじむ仕上がりになります。
片編み込みは片方しか編み込まない為、右と左どちらかの毛束を編み込むかで2種類の片編み込みがある事になりますね。



右と左どちらの毛束を編み込んでいくかはやりやすい方ではじめは大丈夫です!
まずは2パターンやってみて、やりやすい方からチャレンジしてみましょう。
片編み込みで前髪を可愛くアレンジ
片編み込みを使うと下記のようなアレンジも可能になります。




こちらのスタイルはフェイスライン側に浮いた編み目がくるようにつくってあり、毛束を広げて可愛くアレンジしています。
毛束を広げる事により、お顔の輪郭をカバーし小顔効果もあるアレンジですので是非チャレンジしてみてください。
こちらのアレンジの詳しいやり方は下記の記事で解説しています。
以上、片編み込みのやり方を解説させて頂きました。

