【口コミ】サロンセンス300ストレートアイロンをレビュー!絹女との違いもまとめて解説

こんにちは。ヘアーチルドレン公式ライター・美容師の大脇です。
今回は「高級ストレートアイロンは買えないけど髪の傷みが気になる…」なんて方にぴったりな、コイズミ サロンセンス300ストレートアイロン(KHS-8740)をレビュー。




サロンセンス300は大手家電メーカーのKOIZUMI(コイズミ)から登場している美容機器シリーズです。
今回紹介するモデル(KHS-8740)は上位モデルとして、シルキーモイストといった髪のダメージレスに特化したモデルに。
そして実際に使用してみた感想がこちら。



ダメージレス効果が高いのに、この価格はコスパが最強


最近は価格が数万以上もするストレートアイロンが増えていますが、これらは簡単に書くと「髪が傷みにくい」商品設計になっている事が多いんですね。(リファや絹女など)
しかしサロンセンス300のKHS-8740は、髪の保水効果が高くダメージレス設計ながら、価格がなんと約9,000円なんです。(ここ重要)
そのため冒頭でも書いたように
リファや絹女は高くて買えない…でも髪の傷みが気になる…
なんて方にめちゃくちゃおすすめしたいストレートアイロンに。
そこで今回は下記についてまとめていきますので、購入を検討している方は参考にしてください。
- サロンセンス300ストレートアイロン(KHS-8740)のおすすめポイント
- 購入前に知っておきたい注意点
- 商品設計が似ている絹女との違い


- 水分蒸発しにくいシルキーモイスト加工で、ダメージレス効果が高い
- 髪の保水効果が高いため、仕上がりもしっとりまとまりやすい
- 80度からの低温設定が可能
- 温度上昇が早い
- プレートロックでき収納しやすい
- 海外対応
- 使用時にジリジリ音あり
- マイナスイオン効果は分かりにくい
コイズミ サロンセンス300 マイナスイオンストレートアイロン KHS-8740の基本情報
商品名 | ![]() ![]() サロンセンス300 マイナスイオンストレートアイロン |
型番 | KHS-8740 |
価格 | ¥9,680(税込) |
メーカー | KOIZUMI(コイズミ) |
色 | ホワイト、ブラック |
温度 | 80〜200℃ 13段階調節 |
重さ | 約310g |
コードの長さ | 1.7M |
主な機能 | ・シルキーモイスト加工 ・誤作動防止機能 ・自動電源オフ機能 ・海外対応 |




コイズミ サロンセンス300 ストレートアイロン KHS-8740のおすすめポイント


実際に購入して使用してみて感じたKHS-8740の良かった点がこちら。
- 水分蒸発しにくいシルキーモイスト加工で、ダメージレス効果が高い
- 髪の保水効果が高いため、仕上がりもしっとりまとまりやすい
- 80度からの低温設定が可能
- 温度上昇が早い
- プレートロックでき収納しやすい
水分蒸発しにくいシルキーモイスト加工で、ダメージレス効果が高い


まずサロンセンス300 KHS-8740の最大ポイントは、シルキーモイスト加工されたプレートにあり。
こちらは水分蒸発しにくいプレート加工になっており、高温プレートに水をかけてもジュッと蒸発しにくい驚きの設計に。
で、これの何がいいかというとこちら。
水分蒸発しにくい=保水効果が高い=ダメージレス効果が高い
髪の水分を必要以上に奪いすぎないプレート設計なため、髪のダメージレス(傷みにくい)効果が高いのが最大ポイントです。


そのためカラーの退色を抑えたいなんて方にもかなり効果的。



人気の高級アイロンである、リファや絹女も水分蒸発しにくいプレートが特徴です。(そのため傷みにくいアイロンとしてよくおすすめされる事が多い)
ただリファや絹女は約2万前後な事を考えると、サロンセンス300 KHS-8740はかなりお手頃価格で嬉しいですね!
髪の保水効果が高いため、仕上がりもしっとりまとまりやすい


また髪の保水効果が高いため、仕上がりもしっとりまとまりやすくなるのもKHS-8740の特徴です。
髪の水分量を奪いすぎないため、パサっとした質感ではなく、毛先までしっとりまとまりやすくなります。
一般的なストレートアイロンは脱水効果が高くパサっとした質感になりやすいですが、KHS-8740は保水効果でしっとりまとめやすい!
80℃からの低温設定が可能
サロンセンス300 KHS-8740は、80〜200℃と幅広い温度設定ができます。
80〜200℃で、10℃づつ13段階設定可能
そして80℃からの低温設定が可能となっており、熱ダメージを少しでも抑えたい方には嬉しい温度幅ですね。



保水効果が高いシルキーモイスト加工だけでなく、熱ダメージを抑えるダメージレス効果にも期待できます^_^
温度上昇が早い


サロンセンス300 KHS-8740は約25秒で100℃、また約50秒で160℃に到達と温度上昇が早いのも特徴です。
最近ではもっと早いアイロンもあり爆速とまではいきませんが、1分以内で温度到達する事を考えれば十分早いと言えるでしょう。
プレートロックでき収納しやすい


サロンセンス300 KHS-8740は、本体下部にあるボタンをスライドする事でプレートロックできる設計に。
そのためよりコンパクトに本体を収納できるのもポイントです。


購入前に知っておきたい注意点は?


続いてKHS-8740を使用してみて感じた注意点(デメリット)がこちら。
- 使用時に本体からジリジリ音(少し)あり
- マイナスイオン効果はちょっと分かりにくい
- 髪の傷みより、癖をしっかり伸ばしたい方には不向き
使用時に本体からジリジリ音(少し)あり


こちらはそこまで気にするほどでもないのですが、スイッチを入れると本体からわずかなジリジリ音が。



ツインマイナスイオン吹出口から聞こえるため、故障とか不具合ではないのでご安心を。(マイナスイオンを発生させてる音です)
使用していくと音は気にならなくなるかと思いますが、一応購入前に頭に入れておくといいかもです。
マイナスイオン効果はちょっと分かりにくい
続いて先ほどのジリジリ音の正体であるツインマイナスイオンですが…



正直効果はいまいち分かりにくいかも^^;
ただシルキーモイスト加工による保水効果は体感しやすいため、仕上がりがしっとりまとまりやすい事に変わりはありません。
髪の傷みより、癖をしっかり伸ばしたい方には不向き


サロンセンス300 KHS-8740はダメージレスに特化したアイロンですが、癖をしっかり伸ばす事もできます。
ただ強い癖をしっかり伸ばしたいとなると、保水効果の高いアイロンは少し不向きになるんですね。
というのも癖をしっかり伸ばすには、髪の水分を「脱水」する事が効果的だからです。
保水アイロン → 髪の水分を残しやすく傷みにくい(ただ水分が残るため強い癖は伸びにくい事も)
脱水アイロン → 髪の水分を抜く事で癖がしっかり伸びる(ただ髪の水分を抜くので傷みやすい事も)



ご覧のようにどちらもメリットデメリットがあり、サロンセンス300 KHS-8740は「保水アイロン」側になります。


そして上記の特性を理解しないまま購入すると「あれ?思ってたのと違う…」となりやすいわけです^^;
そのため髪の傷みがそこまで気にならなく、しっかり強い癖を伸ばしたいという方は一般的な脱水アイロンがおすすめです。
サロンセンス300より安いサロニア(約3,000円)の方が癖がしっかり伸びたという口コミも、上記の特性が関係しています。
KHS-8750、8740、8730、8720、8710の違いは?
サロンセンス300ストレートアイロンでは
- KHS-8750(スチームモデル)
- KHS-8740(今回レビューしている上位モデル)
- KHS-8730
- KHS-8720
- KHS-8710
と現在5種類ものラインナップが。(多すぎる・・)
そこで上記モデルの違いを比較表にまとめてみたので参考にしてください。
上記の比較表はちょっと難しい…という方は下記の選び方を参考にしてください。
- ダメージレスに特化し、とりあえず買って間違いはないモデル → KHS-8740 (今回レビューしている上位モデル)
- スチーム機能でよりしっとりした質感をつくりたい → KHS-8750
- 機能はシンプルでいい → KHS-8730 or 8720



あれこれ比較するのは面倒な方は、今回紹介しているKHS-8740を買っておけば間違いはないです^_^




【比較】サロンセンス300 KHS-8740と絹女ストレートアイロンの違いは?


サロンセンス300のストレートアイロンが気になっている方は、機能が似ている絹女と悩まれている方も多いかと。
絹女も水分蒸発しにくいシルクプレートが特徴で、ダメージレスに特化したストレートアイロンに!





そこでサロンセンス300 KHS-8740と、2種類ある絹女の比較表をつくってみたので参考にしてください。
商品名 | ![]() ![]() サロンセンス300 KHS-8740 | ![]() ![]() 絹女 | ![]() ![]() 絹女 W |
価格(税込) | ¥9,680 | ¥19,800 | ¥13,200 |
仕上がりの艶感 | |||
癖を伸ばす力 | |||
滑り | |||
温度幅 | 80〜200℃ | 130〜220℃ | 140〜220℃ |
調節幅 | 13段階 | 10段階 | 5段階 |
温度上昇の早さ | 早い | かなり早い | かなり早い |
重さ | 310g | 390g | 346g |
コード | 1.7M | 2.5M | 2M |
スイッチ | ボタン (デジタル表示) | ボタン (デジタル表示) | ボタン (タッチパネル) |
自動電源オフ | あり | あり | あり |
誤作動防止 | あり | なし | なし |
プレートロック | ○ | × | × ※収納用のシリコンキャップあり |
海外 | ○ | × | ○ |
美容師の 一言メモ | ダメージレスに特化したアイロンながら価格が約9000円と、コスパが半端ない。 | 仕上がりや癖を伸ばす力が非常に優秀。価格に対するコスパが半端なく、迷ったら買いレベル。 | 左の絹女を少しコンパクト&海外対応のモデルに。1万前後のアイロンを探している方に特におすすめ。 |
レビュー記事 | この記事 | 詳細を見る | 詳細を見る |
比較表を見ると機能や使い心地がかなり似ている事がわかりますね。



個人的にも違いを色々考えたのですが、これ!といった大きな違いが分かりにくく、サロンセンス300のコスパがかなり際立つなぁと。。
そこで上記3モデルの選び方を下記にまとめてみたので参考にしてください。
- 人気よりコスパ重視で選びたい方
- ショート〜ミディアムの方
- 癖をしっかり伸ばしたい方
- ロングヘアーや髪の量が多い方
- コスパより人気商品を使ってみたい方
- ショート〜ミディアムの方



ダメージレス効果に関してはどれも満足度は高めかなと思います。そしてロングヘアーや多毛の方はプレート面積が広い絹女、ショート〜ミディアムはサロンセンス300か絹女Wに絞って選ぶのがおすすめです!
また絹女と絹女ワールドの違いは下記の記事で詳しく解説しています。


結論 → 高級アイロンは高い…でも髪の傷みが気になるなんて方にKHS-8740は超絶おすすめ


おすすめしたい方 | おすすめできない方 |
---|---|
髪の傷みが気になる(抑えたい)方 コスパ重視で選びたい方 熱ダメージを抑えたい方 | 髪の傷み < 癖をしっかり伸ばしたい方 |
最後にまとめですが、サロンセンス300 KHS-8740は保水効果が高く、ダメージレスに特化したストレートアイロンに。
またダメージレスに特化したアイロンは価格が数万以上する商品が多い中、サロンセンス300のKHS-8740は約9,000円とお手頃価格なのが嬉しいですね!
正直この価格なので「何かしらデメリットがあるはず…」と思い使ってみましたが、、(失礼)



絹女との違いもよく分からないくらい、ダメージレスに特化した素晴らしいストレートアイロンでした!


そのため
高級アイロンはちょっと高くて厳しい…けど髪の傷みは抑えたい
なんて方には真っ先におすすめしたいストレートアイロンではないでしょうか。
是非今回の記事が参考になれば嬉しいです。


また下記の記事では髪が傷みにくいストレートアイロンをまとめていますので、こちらもよければチェックしてみてください。

