ナノケアvs絹女!どっちのアイロンがおすすめ?違いや比較ポイントを美容師が解説

こんにちは。ヘアーチルドレン公式ライター・美容師の大脇です。
今回は高級ストレートアイロンで大人気のPanasonic ナノケアと絹女シリーズの比較記事になります。


今回比較する商品
- Panasonic ナノケア・・¥19,000前後(※上位モデルの方です)
- 絹女 ・・¥19,800(税込)
- KINUJO W・・¥13,200(税込)
絹女シリーズは絹女とKINUJO W(ワールド)があり、ナノケアとあわせて3つのモデルを比較していきます!


上記3つのモデルはどれも癖をしっかり伸ばす事ができ、仕上がり目線でも口コミ評価が高いストレートアイロンになります。
ただ全て使用してきた美容師の結論としては



断然絹女シリーズの方がおすすめポイントは高め!
という回答に。


そこでこちらの記事ではナノケアと絹女シリーズの違いや比較ポイントをまとめ、なぜ絹女の方がおすすめしやすいかまとめていきます。(逆にナノケアの方が優れている点も書いていきます)
どちらを購入するかで迷ってる方は是非参考にしてください。


\ 現在の在庫をチェック /
動画で見たい方はこちらから
【比較表】ナノケア、絹女シリーズの違い


Panasonicのナノケアと絹女シリーズを一括比較表にまとめてみるとこちら。
商品名 | ![]() ![]() ナノケア ※上位モデル | ![]() ![]() 絹女 | ![]() ![]() 絹女 W |
価格(税込) | ¥19,000前後 | ¥19,800 | ¥13,200 |
仕上がりの艶感 | |||
癖を伸ばす力 | |||
滑り | |||
温度幅 | 130〜200℃ | 130〜220℃ | 140〜220℃ |
調節幅 | 5段階 | 10段階 | 5段階 |
温度上昇の早さ | 早い | かなり早い | かなり早い |
重さ | 380g | 390g | 346g |
コード | 1.7M | 2.5M | 2M |
スイッチ | ボタン | ボタン (デジタル表示) | ボタン (タッチパネル) |
自動電源オフ | あり | あり | あり |
誤作動防止 | なし | なし | なし |
プレートロック | ○ | × | × ※収納用のシリコンキャップあり |
海外 | ○ | × | ○ |
美容師の 一言メモ | 瞬間ストレートという名の通り癖を伸ばす力が優秀。 ただナノイーの効果はちょっと分かりにくいかも。 | 仕上がりや癖を伸ばす力が非常に優秀。価格に対するコスパが半端なく、迷ったら買いレベル。 | 左の絹女を少しコンパクト&海外対応のモデルに。1万前後のアイロンを探している方に特におすすめ。 |
レビュー記事 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |


ナノケアと絹女(¥19,800)を比較


商品名 | ![]() ![]() ナノケア ※上位モデル | ![]() ![]() 絹女 |
価格(税込) | ¥19,000前後 | ¥19,800 |
仕上がりの艶感 | ||
癖を伸ばす力 | ||
滑り | ||
温度幅 | 130〜200℃ | 130〜220℃ |
調節幅 | 5段階 | 10段階 |
温度上昇の早さ | 早い | かなり早い |
重さ | 380g | 390g |
スイッチ | ボタン | ボタン (デジタル表示) |
プレートロック | ○ | × |
海外 | ○ | × |
ナノケアと絹女の比較ポイントをまとめてみると下記の通り。
- どちらも癖を伸ばす力は◎だが、絹女の方がさらに伸ばしやすい
- 毛先までしっとりまとめる力、全体の艶感は絹女の方が◎
- プレートは絹女の方が滑りがいい
- 温度上昇の早さはどちらも早いが、絹女は爆速レベル
- 温度設定は絹女の方が細かく10段階設定できる
- ナノケアは海外使用できる(絹女は国内のみ)
どちらも癖を伸ばす力は◎だが、絹女の方がさらに伸ばしやすい


ナノケアは「瞬間ストレート」というキャッチフレーズの通り、癖を素早く伸ばす事に優れています。
しかし絹女はさらにしっかり癖を伸ばしやすいストレートアイロンであり、癖を伸ばすパワフルさで比べると絹女に軍配が上がります。
というのも絹女はもともとラディアントというプロ用ストレートアイロンを一般向けに改良したモデルであり、、





ラディアントはどんなに強い癖でもしっかり伸ばしやすいようパワフル設計になっており、そのパワフルさは全て絹女に引き継がれています。
そのため癖をしっかり伸ばしたい方や、多毛でスタイリングに時間がかかってしまっていた方、ロングヘアーの方には絹女が特におすすめです。
ナノケアも十分癖を伸ばす効果は高いですが、絹女はそれ以上に高いという意味です!
毛先までしっとりまとめる力、全体の艶感は絹女の方が◎


ナノケアはナノイー効果で毛先までまとまり感あるスタイルをつくりやすいですが、絹女はそれ以上に艶感ある仕上がりを期待できます。
これは絹女に忖度してるという意味ではもちろんなく、ダメージヘアである程違いは分かりやすくなってきます。
理由としては絹女のシルクプレートに秘密が隠されており、、
絹女のシルクプレートは、高温のプレートに水がかかっても蒸発しにくい驚きの設計になっていまして。。(普通はジュッと音がして一瞬で蒸発します)





絹女は髪の毛の水分を失いにくいプレートになっており、その分艶感 & 毛先までしっとりしたスタイルをつくりやすくなっています。
プレートは絹女の方が滑りがいい


ストレートアイロンを使う上で「プレートの滑り」は髪の摩擦に関係し、滑りが悪いプレートは髪を傷めやすいです。



その点絹女は、摩擦係数が(プレート種類の中で)最も低いテフロン素材となっており、非常に滑りがいいのが特徴。
しかしナノケアは癖はしっかり伸ばしやすいのですが、プレートの滑りとなるとちょっとイマイチかな・・というのが正直な感想でして^^; (滑りを抑えて、テンションかける事で癖を伸ばしやすくしてるのかもです・・)
プレートの滑りが悪いと熱をあてる時間にムラが出やすいため、ダメージレス目線で考えても滑りのいい絹女の方がおすすめです。
温度上昇の早さはどちらも早いが、絹女は爆速レベル


温度上昇の早さを測定してみると、ナノケアが170℃まで約45秒に対し、絹女は180℃まで約20秒と爆速レベル。



ナノケアも早い部類ですが、絹女は極端に早すぎるんです・・驚
絹女はスタイリングしたい時に電源を入れても十分に間に合うレベルとなっており、一度その快適さに慣れるとなかなか戻れません・・笑
温度設定は絹女の方が細かく10段階設定できる


また温度設定を比較するとこちら。
ナノケア | 絹女 |
130〜220℃ | 130〜220℃ |
5段階 | 10段階 |
毎回温度が決まっている方としては少ない温度設定でも大丈夫ですが、細かく温度調整したい方は絹女の方がおすすめです。
\ 現在の在庫をチェック /
ナノケアは海外使用できる(絹女は国内のみ)


ナノケアは海外でも使用できるストレートアイロンになっていますが、絹女は国内のみとなっています。
そのため海外でも使用できるアイロンが欲しい方はナノケアがおすすめです。
ナノケアはプレートを閉じたままロックでき、収納目線で◎


絹女は全体がパワフルな設計なため、本体が少し大きめな事がデメリットの一つでもあります。
しかしその点ナノケアはプレートを閉じたままロックする事ができ、収納のしやすさを考えるとナノケアの方が優れています。
そのためコンパクトさ重視したい方はナノケアの方がおすすめです。


ナノケアと絹女ワールド(¥13,200)を比較


続いてナノケアとKINUJO W(絹女ワールド)を比較していきます。
絹女ワールドは先程紹介した絹女の機能を少しコンパクトにし、かつ海外使用できるモデルになっています。また商品のデザイン、大きさ、機能がナノケアとけっこう似ているため、上記2つで悩む方も多いかもしれません。
商品名 | ![]() ![]() ナノケア ※上位モデル | ![]() ![]() 絹女 W |
価格(税込) | ¥19,000前後 | ¥13,200 |
仕上がりの艶感 | ||
癖を伸ばす力 | ||
滑り | ||
温度幅 | 130〜200℃ | 140〜220℃ |
調節幅 | 5段階 | 5段階 |
温度上昇の早さ | 早い | かなり早い |
重さ | 380g | 346g |
スイッチ | ボタン | ボタン (タッチパネル) |
プレートロック | ○ | × ※収納用のシリコンキャップあり |
海外 | ○ | ○ |
- どちらも癖を伸ばす力は◎だが、ナノケアの方がしっかり伸ばしやすいかも
- 毛先までしっとりまとめる力、全体の艶感は絹女Wの方が◎
- プレートは絹女Wの方が滑りがいい
- 5段階の温度設定、大きさ、デザインは似ている点が多い
- コスパで考えると断然絹女Wの方が高め
どちらも癖を伸ばす力は◎だが、ナノケアの方がしっかり伸ばしやすいかも


絹女ワールドも癖をしっかり伸ばしやすいですが、個人的にはナノケアの方が癖を伸ばす効果は高いと感じました。



そこまで差はある?と考えると難しいところですが、ナノケアの方がしっかりプレスしながら癖を伸ばしやすいかなと。
そのためしっかり癖を伸ばしたいという方は、ナノケアの方が満足度は高めかと思います。
毛先までしっとりまとめる力、全体の艶感は絹女Wの方が◎


先程絹女の方が毛先までしっとりまとめる効果は高いと書きましたが、これは絹女ワールドにも同じ事がいえます。



絹女ワールドも同じシルクプレートが搭載されており、仕上がりの艶感はトップレベルですよ^_^
そのため毛先までしっとりした質感が欲しい方は、絹女ワールドの方がおすすめです。
プレートは絹女の方が滑りがいい


こちらも先程と同じで、絹女ワールドは絹女と同じシルクプレートになっているため、滑りが格段にいいのが特徴です。
そのためプレートの滑りの良さで選ぶなら絹女ワールド、逆にテンションをかけながらしっかりプレスしたい方はナノケアといった選び方でいいと思います。
5段階の温度設定、大きさや商品デザインは似ているが多い


ナノケアと絹女ワールドはデザイン、大きさ、商品設計がとても似ているストレートアイロンになります。
そこで機能や重さを比較してみるとこちら。
ナノケア | 絹女ワールド |
130〜220℃ | 140〜220℃ |
5段階 | 5段階 |
380g | 340g |
スイッチが本体内側に配置されている点、丸みのある商品デザインはどちらも同じです。
違いといえばナノケアのスイッチがボタンに対し、絹女ワールドがタッチパネルになってる事くらいでしょうか。



ちなみにどちらも本体カラーが白黒の2種類となっております!
コスパで考えると断然絹女Wの方が高め


最後に2つの価格を比較してみるとこちら。
ナノケア | 絹女ワールド |
¥19,000前後(税込) | ¥13,200(税込) |
癖の伸ばしやすさはナノケアの方が優れている印象ですが、全体の艶感、ダメージレス目線だと絹女ワールドが優れています。
またその他細かい機能で比較すると似ている点が多い事を考慮すると、コスパ目線では断然絹女ワールドの方がおすすめしやすいかなと。



絹女ワールドは1万〜2万前後が予算の方に特におすすめできるモデルであり、絹女と同じでコスパはかなり高いアイロンですよ^_^
\ 現在の在庫をチェック /
美容師がナノケアより絹女シリーズをおすすめする3つの理由


商品ごとに細かく比較してきましたが、ナノケアより絹女シリーズをおすすめする理由をまとめるとこちら。
- なんといってもシルクプレートの仕上がりレベルが素晴らしい
- プレートの滑りが良く、ダメージレス目線でも優れている
- 高級アイロンの中でも絹女シリーズは特にコスパが最強レベル



ナノケアももちろんとてもいいアイロンですが、絹女の性能、コスパを上回るアイロンは個人的にはなかなか現れず・・
そのためどちらか迷って決められない方は、とりあえず絹女シリーズのどちらかを選んでおけば間違いないかと思います。




また絹女シリーズは偽物(非正規品)が出回っているとの注意喚起があり、購入は必ず公式ストアからするようにしましょう。
\ 現在の在庫をチェック /


ナノケアの方がおすすめな方は?


美容師目線だと絹女の方がおすすめしやすいと書きましたが、逆にナノケアがおすすめの方をあげるとこちら。
- Panasonicという大手家電メーカーの安心感が欲しい方
- ナノイーを体感したい方
やはりPanasonicは大手家電メーカーという安心感があり、認知度で比べると絹女は正直敵いません。。
またPanasonicはナノイーという独自技術があり、ナノケアもナノイーを体感できる商品となっています。


ナノケアではこちらの吹出口からナノイーが放出され、髪の毛に水分を与えながらまとめる効果が期待できます。



ナノイーは他にもたくさんの家電に採用されていますが、ナノイーを体感したい方はナノケアがおすすめです!




まとめ → 癖の伸ばしやすさ、仕上がり、コスパを考えると絹女シリーズがおすすめしやすい


最後にまとめですが、価格帯が近いナノケアと絹女シリーズを比較させて頂きましたが



細かく比較すると絹女シリーズがおすすめ!
というのが両方使ってきた僕としての感想です。
とはいえこれが全てではなく、効果の感じ方には個人差があるため、あくまで判断材料の一つとして見てもらえればと思います。
ただどちらを選んでもとても素晴らしいストレートアイロンになりますので、今回解説した比較ポイントを参考に選んでみてくださいませ。
\ 現在の在庫をチェック /

