こんにちは。ヘアーチルドレン公式ライター・美容師の大脇です。
今日は大人気のストレートアイロンである絹女とReFa(リファ)を徹底比較していきます。
カールアイロン(コテ)の比較記事は下記にてまとめています。
ストレートアイロンの絹女とリファが同じ価格帯だからどっちを買おうか迷ってる・・
なんてお悩みを解決できればと思います。

まず2つとも愛用する美容師から一言言わせてもらうと、、

絹女とリファはどちらも自信を持っておすすめできるストレートアイロンになります。
なぜならどちらも仕上がりレベルがとても素晴らしく、機能などから見るとどちらもコスパが素晴らしいストレートアイロンだからです。
ただその中でも細かい点で比べると違いがありますので、
- 絹女とリファの違い
- 絹女とリファの選び方
- 絹女とリファはどちらがおすすめ?
を、こちらの記事で解説していきたいと思います。
絹女とリファでどちらか迷ってる方は是非参考にしてください。
リファと絹女の「コテ」の比較記事はこちらから


絹女とリファの違いを表で比較




まず絹女とリファのストレートアイロンの違いを表でまとめてみましたので下記をご覧ください。
絹女 | リファ | |
価格 | ¥19,800(税込) | ¥19,800(税込) |
温度 | 130℃〜220℃ (10段階調節) | 140〜220℃ (5段階調節) |
重さ | 390g | 295g |
コードの長さ | 2.5M | 2.5M |
仕上がり | ◎ | ◎ |
温度上昇の速さ ※180度までの到達時間 | 20秒 | 45秒 |
水分蒸発を防ぐ設計 | ○ | ○ |
デジタル表示 | ○ | × |
自動電源オフ機能 | ○ | ○ |




絹女とリファの違いを簡単にまとめてみると
上記の違いを簡単にまとめてみると下記になります。
- 温度幅と温度調節の段階が絹女の方が多い
- リファは絹女より100gほど軽い
- 温度上昇がリファも速いが、絹女は爆速レベル
- 癖を伸ばす力は絹女が優れている
- 仕上がりレベルはどちらも同じくらい素晴らしい
温度幅と温度調節の段階が絹女の方が多い
まず絹女が130℃〜220℃で10段階調節に対して、リファは140〜220℃で5段階調節となっています。



絹女が10度ずつの調節に対して、リファは20度ずつの調節というイメージです。
美容師的には140〜180度くらいで調節できればなんでもいいかな?とは思いますが、温度調節を細かくしたい方は絹女がおすすめです。
リファは絹女より100gほど軽い


重さでいうと絹女が390gに対してリファは295g!
ただこれは絹女が重たいというよりかは、リファがかなり軽い設計になっている感じです。
僕自身もリファのストレートアイロンをはじめて手にした時は「軽・・!」というのが第一印象だったほど、とても軽い設計になっています。
そして本体が軽いとアイロンしていても手が疲れにくいため、操作がしやすいというメリットがあります。
絹女もそこまで重たいというつくりではありませんが、軽いアイロンを使いたいという方はリファがおすすめです。
温度上昇がリファも速いが、絹女は爆速レベル


温度上昇の速さ(180度までの到達時間)で見ると、絹女が20秒に対し、リファが45秒。
こちらはリファが遅いというよりは絹女が爆速レベルという感じです。



本来はリファの45秒も他のアイロンに比べるととても速いつくりになっているんですが、ただ・・、絹女が爆速レベルなだけです。笑
絹女はスタイリングしたいと思った時にスイッチをつけても十分に間に合います。
温度上昇はそこまで重要視しない方も多いですが、絹女の爆速レベルを一度でも味わうと、他のアイロンがとても物足りなく感じしてしまうくらい快適です。
強い癖を伸ばす力は絹女が優れている
絹女はもともとラディアントという縮毛矯正用として使用するアイロンの設計をもとに開発されました。
ラディアントは縮毛矯正用のアイロンとして開発されたため、強い癖をしっかり伸ばす力に非常に優れています。
そしてそのラディアントを一般の方向け用に開発されたのが絹女であり、そのパワフルな設計は全て引き継いでいます。


そのため絹女は強い癖をしっかり伸ばす力に優れているのが特徴的。
またリファはというと「カーボンレイヤープレート」といって、3層構造(クッション効果)のプレートになります。
リファのプレートはクッションを挟む効果があるため、熱によるダメージレス効果は高いのですが、癖を伸ばす力はやや弱めです。



強い癖をしっかり伸ばしたい!という方にはリファのアイロンはちょっと物足りなく感じるかもです。。
以上の事から、癖を伸ばす力は絹女の方が一回り優れています。
仕上がりレベルはどちらも同じくらい素晴らしい


ストレートアイロンで一番重要視したい仕上がりですが、絹女もリファもどちらも素晴らしい仕上がりレベルになっています。(仕上がりとは艶感や柔らかさの事)



どちらも使ってますが、どっちが仕上がりいいというものはなく、両方同じくらい素晴らしいです。
その仕上がりを生み出すための「素材」として、プレートには下記の素材が使われています。
絹女・・テフロン製のシルクプレート
リファ・・カーボンレイヤープレート
上記のプレートはどちらも滑りが良く、さらには水分を蒸発させない設計になっているため、髪の毛の水分を残したままスタイリングする事ができます。


そして髪の毛に水分を残したままスタイリングできるため、保湿力に優れ、毛先に潤いを残したままの仕上がりをつくる事ができます。
絹女とリファの選び方は?
価格も同じで仕上がりも同じくらい素晴らしいとなると、どちらを選ぶかさらに悩んでしまいますよね。
ですので選び方としては下記を基準にしてもらえればと思います。
- デザインが好みの方にする
- 髪がロングの方は絹女がおすすめ
- 癖が強い方は絹女の方がおすすめ
- 操作性重視ならリファがおすすめ
- 前髪や細かい箇所のアイロンワークを重視するならリファがおすすめ
まずデザインが好みの方を選ぶという方法。
やはり毎日使うアイテムなので、好みのデザインのアイロンの方が使っていてテンションが上がりますからね。
髪がロングの方は絹女がおすすめ


なぜロングの方は絹女がおすすめかというと、プレート面積が絹女の方が広い設計になっているからです。
プレート面積が絹女の方が広い分、一度にストレートにできる髪の量も絹女の方が多くなります。
ロングの方はアイロンする箇所が多いため、絹女の方が効率的にストレートにする事ができます。
癖が強い方は絹女の方がおすすめ
なぜ癖が強い方が絹女の方がおすすめかというと、プレートの噛み合わせが絹女の方がしっかりしている設計になっているからです。


上記の写真のように、リファも絹女も噛み合わせはどちらも隙間がなく優秀なのですが、プレスした時の力が絹女の方が強い印象です。
絹女の方がプレート幅も広いので、プレス時の力もその分強くなりますからね。
そのため癖が強くしっかり伸ばしたい時は、しっかりとプレスしてくれる絹女の方が効率的に癖を伸ばしやすくなります。
操作性重視ならリファがおすすめ


アイロンの重さが絹女が390gに対してリファが295gと驚きの軽さですので、操作性を重視するならリファがおすすめです。
重さの差は約100gあり、2つを持って比べてみると「けっこう違うなぁ・・」と思うくらい100gの差はけっこうでかいですね。
前髪や細かい箇所のアイロンワークを重視するならリファがおすすめ


絹女の方がプレート面積が広いと先ほど書きましたが、反対にリファの方がプレート面積が小さいという事になります。
そのため前髪や細かい箇所のアイロンワークを重要視するなら、リファの方が効果的にスタイリングする事ができます。
例えば前髪の毛先カールや、もみあげや襟足など細かい箇所の癖を伸ばしたい時はリファの方が操作しやすくなります。
まとめ。なんだかんだ総合的に見ると絹女の方がおすすめポイントは多い


最後に僕自身のおすすめは?と聞かれると、絹女の方をおすすめする事が多いですかね。
はじめに書いた通りどちらも仕上がりレベルが素晴らしく、さらにはコスパも大変素晴らしいアイロンですので、絹女とリファはどちらも自信をもっておすすめできるストレートアイロンです。
ただ総合的に見ると、絹女の方がしっかりとしたストレートをつくりやすい設計になっているので、個人的には絹女をおすすめする事が多いです。
やはりストレートアイロンは、いかに簡単に癖をしっかり伸ばせるかが個人的には重要だと思っていますので。






購入する際は公式ストアから購入しましょう
絹女やリファのアイロンはAmazonや楽天などでも購入できますが、一部模倣品の偽物が出回っているとの情報もありますので、購入の際は公式ストアからの購入が確実でおすすめです。
また価格もどこで購入してもほとんど割引がないのが現状ですので、何か不備があった際のアフターサービスを考えると公式ストアからの購入が一番安心です。


最後に一気に全ての絹女シリーズのおすすめポイントをチェックしたい方は下記の記事にてまとめています。


また美容師おすすめのストレートアイロンは下記でもまとめていますので、こちらもよければ参考にしてください。


リファと絹女の「コテ」の比較記事はこちらから

