【厳選】業務用ストレートアイロンの人気モデルを美容師が4つ紹介します

こんにちは。ヘアーチルドレン公式ライター・美容師の大脇です。
今回は美容師が使う業務用ストレートアイロンのおすすめを厳選してまとめていきます。
下記の方は是非参考にしてください。
- サロンワークで使用するストレートアイロンのおすすめを知りたい美容師さん
- プロが使用する業務用のストレートアイロンが欲しい一般の方
まずはじめに僕自身今までたくさんのストレートアイロンを使用してきました。


美容家電マニアでもあり、いろんなヘアアイロンを使ってみるのが趣味でもあるんですが、、



以前は縮毛矯正専門のサロンで5年ほど働いていた経験もあり、実際に縮毛矯正をするのに優れているストレートアイロンはかなり限られているのが本音です。
こちらの記事では自分自身の経験をもとに、業務用のストレートアイロンとしておすすめできるものしか紹介しません。
是非参考にして頂けたらと思います。
業務用のストレートアイロンとは?


まずはじめに業務用のストレートアイロンとは一体なんなのか・・
こちらに関しては下記のように理解して頂ければ大丈夫かなと思います。
一般家庭用ではなく、プロ(美容師)の方が使用するのに開発されたストレートアイロン
業務用ストレートアイロンを使用するメリットデメリット
そして一般家庭用ではなく、プロが実際に美容室で使用する事を目的に開発されていますので、下記のメリットとデメリットがあります。
- 耐久性が非常に優れている
- 強い癖でもしっかり伸ばしやすい
- 使用中のプレート温度が下がりにくい
- 価格が高め
- 一般の方だと手に入りにくい商品もある
- コードが長めになりやすい
まず業務用のストレートアイロンは、縮毛矯正などで長時間使用する事を想定して設計されていますので、耐久性が非常に優れています。
そして縮毛矯正ではどんな強い癖もしっかり伸ばす事が必要なため、アイロンのパワーが非常に優れています。(伸ばす力や温度が下がりにくいなど)
逆にデメリットとしては価格が高くなる事や、家電量販店では販売していないので手に入れにくいという事でしょうか。
しかし今ではネット通販で業務用のアイロンを購入する事もできますので、是非参考にして頂けたらと思います。
業務用のストレートアイロンのおすすめ4選!
それではここから業務用のストレートアイロンの中でも特におすすめな商品を紹介します。
おすすめ1. ラディアント シルクプレートアイロン


総合おすすめ度 | [star rating=”5″] |
癖を伸ばす力 | [star rating=”5″] |
温度上昇の早さ | [star rating=”5″] |
耐久性 | [star rating=”5″] |
コスパ | [star rating=”4.5″] |
名称 | シルクプロアイロン ラディアント |
価格 | 28mm ¥20,000(税抜) 35mm ¥25,000(税抜) mini(19mm) ¥23,000(税抜) radiant R ¥20,000(税抜) radiant W ¥25,000(税抜) |
温度 | 130℃〜220℃ |
重さ | 320g (28mm) |
コードの長さ | 3.5M(28,35mm) 3M (mini,R,W) |
主な機能 | ・業界初!シルクプレート×センサーレス制御機能 ・温度上昇が爆速 ・自動電源オフ機能 |
まずはじめに個人的に特におすすめしたいのがラディアントのストレートアイロン。



たくさんのアイロンを使用してきましたが、サロンワーク用のアイロンは個人的にラディアント一択なほどおすすめです。
ラディアントは縮毛矯正をするアイロンとして開発されましたので、癖を伸ばすパワーがかなり優れています。


プレートは滑りのいいテフロン製のシルクプレートが搭載されており、シルクプレートには下記の効果があります。
・毛髪の滑りを良くし、テンションを大幅に減少
・毛髪の水分蒸発を防ぎ、ダメージを大幅に減少
テフロンは摩擦係数が非常に少ない素材なため、髪のひっかかりがなくプレートの滑りも非常に素晴らしいです。
そしてシルクプレートは水分蒸発を防ぐ効果もあり、プレートに水をかけても蒸発しないつくりに。



そのため髪の毛の水分を保ったままアイロンできるので、保湿力にもかなり優れています


そして個人的に一番驚いたのが温度上昇の早さ。
なんと180度までの到達時間が驚きの約20秒!まさに爆速です。笑
よく縮毛矯正でアイロンをする際、ドライヤーをしてる段階からアイロンのスイッチをつけておく、という事をしている美容師さんも多いと思いますが、、



ラディアントはドライヤーが終わってからスイッチをつけても十分に間に合うレベルです


さらに耐久性もかなり優秀でして、現在2年ほどガンガン使用してますが、壊れる気配も全くありません。
あと地味に嬉しいのがコードの長さ。
ラディアントのコードの長さは3.5Mとかなり長めなため、延長コードに繋がなくても大丈夫な設計になっています。



サロンワークではアイロンを延長コードに繋いでる方も多いと思いますが、ラディアントは繋がなくても余裕でアイロンワークができます。(人によってはデメリットかも?w)
最後にデメリットとしては、人によっては本体が少し大きく感じるところかな〜と思います。
今回の記事で紹介する他のアイロンと比べると、ラディアントは一回り本体が大きくなっています。
ラディアントの種類は?


ラディアントは用途ごとでいろんな種類のストレートアイロンがあります。
一番スタンダードな28mmタイプ


35mmのワイドタイプ


細かい箇所用への9mmタイプ


radiant R


21mm幅でプレートに凹凸の角があり、丸みを出したい時に最適
radiant W


変形18mmプレートでストレートとカールを自在につくれるつくりに。
曲げたい時は片熱、真っ直ぐにしたい時は両熱など自由自在に。
またラディアントに関しては下記の記事でも詳しく解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。


ちなみに一般の方にはラディアントを一般向けにした絹女がおすすめ
補足ですが、ラディアントはプロ向けのストレートアイロンとして開発されましたが、、
さらにそのラディアントを一般の方向けに開発されたのが絹女というストレートアイロンになります。


プロ用から一般の方用という事で、耐久性と細かい機能で比べるとやや劣りますが、価格も2000円ほど安くなっていますので、一般家庭で使用する分には絹女がおすすめです。



仕上がりを左右するシルクプレートは全く同じであり、個人的に一般の方に一番おすすめしているのもコスパが最強の絹女になります!
ラディアントと絹女の詳しい違いは下記の記事で解説しています。


また絹女に関しては下記の記事で詳しく解説しています。


\ 現在の在庫をチェック /
※絹女の商品が 売切れ の場合はこちらをタップ!(次回入荷日の案内)
絹女の商品はコロナの影響で商品確保ができず、在庫切れの状態が多くなっています。
現在は月1くらいのペースで入荷していますが、販売後は数分で売り切れてしまうほど…。
次回入荷日は公式ストア
>>次回入荷日&過去の入荷日情報はこちらから
おすすめ2. ADST (アドスト) DS2


総合おすすめ度 | [star rating=”4.5″] |
癖を伸ばす力 | [star rating=”4.5″] |
温度上昇の早さ | [star rating=”4″] |
耐久性 | [star rating=”5″] |
コスパ | [star rating=”4″] |
名称 | ADST Premium DS2 |
型番 | FDS2-25 |
参考価格 | ¥40,700(税抜) |
温度 | 60℃〜180℃(5℃ごとに調節可) |
重さ | 290g |
コードの長さ | 2.6M |
サイズ | 2×24.5×5cm |
主な機能 | ・AHC ヒートテクノロジー (3種類の出力モード切替可) ・プレッシャーサークル&スチームドレイン ・自動電源オフ機能 |
続いて紹介する業務用のおすすめストレートアイロンがADST(アドスト)になります。
こちらはおそらく美容師さんで知らない方はいないんじゃないか・・と思うくらいプロ用で有名なストレートアイロンですね。
以前はDSというストレートアイロンでしたが、今では改良されたDS2が発売されています。



僕自身はじめに勤めていたサロンでADSTのDSを使用していましたが、軽いのにパワーがあり、とても使いやすいアイロンでした!


まずアドストにはAHC ヒートテクノロジーという3つのモードが搭載されているのが特徴的です。
モードの種類
- 表示なし(ノーマルモード)・・標準プログラム
- M1(パワーモード)・・温度下降が少ない
- M2(ダメージモード)・・新生部は高温、ダメージのある毛先にかけては温度下降し熱ダメージを軽減
こちらは美容室で縮毛矯正をする事を想定したモードとなっておりますので、お客様の髪質にあわせてモードを変える事ができるのが最大のメリットです。





根元から毛先までしっかり伸ばしたい時にはM1のパワーモード、根元の癖はしっかり伸ばしたいけど毛先のダメージ(縮毛矯正やカラーしてる毛先)はM2モードで・・などの使い分けが可能です。
そしてプレートの上下には下記のような加工がされています。


プレッシャーサークル
プレートの上部に加工された楕円状の極細サークルにより、熱の拡散を均等にできる。
おかげで熱均等のバランスが良くなり、毛髪のねじれを細かくまっすぐにする効果がある。


スチームドレイン
プレート下部には蒸気コントロールする溝が加工。
それによりプレス時の水分コントロールを行い、効率よく蒸気熱の排出を行う事ができる。(蒸気コントロールする事により作業時間を短縮し効率よくスタイリングできる)
またプレス時の不快な湯気も軽減する効果もある。
ADSTの種類


アドストも用途ごとでいろんな種類のストレートアイロンがあります。
DS2 【最新モデル】


DS【1つ前のモデル】


ワイドモデル


19mmのスリムモデル
アドストのストレートアイロンに関しては下記の記事で詳しく解説していますので気になる方はチェックしてみてください。


おすすめ3. ルベル・PLIA SS ストレートアイロン


総合おすすめ度 | [star rating=”4.5″] |
癖を伸ばす力 | [star rating=”4.5″] |
温度上昇の早さ | [star rating=”4″] |
耐久性 | [star rating=”4.5″] |
コスパ | [star rating=”4″] |
価格 | ¥35,200(税込) |
重さ | 330g |
温度 | 60~180℃ (5℃ずつ調節可) |
プレート幅 | 25mm |
コード | 約3.4M |
機能 | ・表面加工にバイコートS ・ノーマルモード・パワーモード ・上部プレートに24本の「スムーススリット」 ・自動電源オフ機能 |


こちらはルベルから登場している業務用のストレートアイロンになります。
設計としては先ほど紹介したアドストとほぼ同じです。



縮毛矯正専門サロンで働いてる時に2年ほど使用しましたが、アドストとほぼ同じ設計です!(2年後にプライアが壊れ、その後いくつかのアイロンを試し、最終的にはラディアントに変えたという経緯です)
ルベルのプライアアイロンの大きさや設計、ボタンの位置はアドストとほとんど同じですので、アドストを使っていた方からするとすぐ手に慣れるかと思います。
アドストと違う点としては、アドストが3つのモードだったのに対し、プライアは「ノーマル」と「パワー」の2つのモードになっている事。
またプレートの設計が少し違いますが、水蒸気を逃がす溝がある設計や滑り心地はほとんど同じかなと思います。
デメリットとしては、こちらのルベルのアイロンは何年も前から同じモデルなので、今回紹介するアイロンの中では一番古いモデルになってしまう事くらいでしょうか。(でもそれほど(改良するほどない)優秀な設計という事でもあるが)
おすすめ4. 【新登場】cado cuaura プロフェッショナルストレートヘアアイロン


メーカー価格 | ¥22,545 |
重さ | 約186g(電源コードを除く) |
温度 | 約100℃ 〜 約200℃ (10℃単位11段階調節) |
プレート幅 | 25mm |
コード | 約3.5M ※ホームユース用は1.8M |
機能 | ・熱伝導のいいアルミ+フッ素樹脂コーティングを採用 ・温度上昇が早く熱ムラが少ない(180℃まで約34秒!) ・細かい箇所に手が届きやすいコンパクト設計 ・設定温度メモリー機能 ・自動電源オフ機能 |
最後に紹介するのが2021年に新登場した業務用のストレートアイロンであるcado cuaura(カドークオーラ)
こちらはビューティーガレージさんと癖毛特化美容室で有名なLilyさんが共同開発したストレートアイロンです。


癖毛に特化したサロンという事で、縮毛矯正における「根元攻め」に徹底的にこだわり、もみあげや前髪、襟足など、、
縮毛矯正をする際、細かい癖までしっかり伸ばしやすいアイロン設計になっています。





実際に僕自身はまだ使用した事はありませんが、癖毛に特化した有名美容師の方の細かい要望のもと開発されたアイロンですので、業務用のアイロンとして人気商品となる事かと思います!
こちらのcado cuaura(カドークオーラ)に関しましては、ビューティーガレージさんのホームページで詳しく商品説明されています。
気になる方は下記からチェックしてみてください。
最後に


実際に使ってみて個人的におすすめできる業務用のストレートアイロンを厳選してまとめてみました。(最後のcado cuauraは個人的に未使用ですが、かなりおすすめできる商品だと思いますので紹介させてもらいました)
人によっては「もっとたくさん比較したい・・」と思われる方もいると思いますが、いろんなアイロンを使ってみて個人的によかったと思える業務用ストレートアイロンは限られています。
やはり業務用でとなると、
- 強い癖をしっかり伸ばす
- 優れた耐久性
- 長時間使用しても温度が下がりにくい
- 実際にサロンで使用してみて使いやすいか
というポイントは外せないため、それらを考慮しながら厳選してまとめさせて頂きました。
ただこれらは僕自身の経験からの感想なため、別の美容師さんからすれば「こっちの方がいいよ」という方もいるかと思います。
また一般の方向けのおすすめストレートアイロンは下記の記事でまとめてますので、こちらもチェックしてみてください。


最後に「強い癖毛」を伸ばしやすいおすすめストレートアイロンは、下記の記事にてまとめています。

