滑らない?サロンムーンコテの口コミ、サロニアとの違いを美容師がまとめてみた

こんにちは。ヘアーチルドレン公式ライター・美容師の大脇です。
今回は約4,000円で購入できるSALONMOON (サロンムーン) カールアイロンをレビュー。




サロンムーンからはストレートアイロン(約4,000円)も出ており人気ですが、こちらのコテも口コミ数が多く人気の商品です。
また以前はYouTubeで藤田ニコルさんが使用した事で話題になった商品でもあります。
サロンムーンを使用している藤田ニコルさんの動画がこちら
そして結論から書くと、サロンムーンのコテは価格からのコスパ重視の方や、髪が抜けにくいコテを探している方におすすめ。
また逆に滑らしながらスルスルと巻きたい方はクレイツや高級カールアイロンの方がおすすめしやすいです。



こちらの記事では下記についてまとめていきますので、サロンムーンのコテを買おうか迷ってる方は参考にしてください。
- サロンムーンのコテのおすすめポイント
- 滑りが悪いという口コミもあるが実際はどうなのか
- 同じ価格帯で人気のサロニアとの違い


- 安くて高機能
- バレルが長めで、ロングヘアーでも髪が抜けにくい
- 温度上昇が早い
- 温度幅が幅広く、細かく調節可能
- グリップが滑りにくく持ちやすい
- 海外使用できる
- 耐熱素材のシリコンカバーが付属
- 髪を挟む力が強く、人によっては滑りが悪く感じやすい
- 髪の傷みにくさでは△
- 口コミを見ると壊れたという声もあり
SALONMOON サロンムーン カールアイロンの基本情報


商品名 | ![]() ![]() SALONMOON サロンムーン ミラーチタニウム カールアイロン |
価格 | ¥3,890(税込) |
サイズ | 32、25ミリ |
カラー | ブラック |
温度 | 80℃〜220℃ (5℃ずつ調節可) |
重さ | 32ミリ・・390g |
コードの長さ | 2M |
主な機能 | ・自動電源オフ機能 ・海外対応 ・耐熱性シリコンカバー付き |
他の商品 | ・サロンムーンストレートアイロン |
サロンムーンのコテを使ってみて感じたおすすめポイント


実際にサロンムーンのコテを使用して感じた良かった点がこちらです。
- バレルが長めでロングヘアーでも髪が抜けにくい
- 温度上昇が早い
- 温度幅がかなり広く、5℃づつ細かく調整できる
- マット感な質感のグリップで、手が滑りにくく持ちやすい
- 耐熱性のシリコンカバーが付属
- 約4,000円という価格から考えた機能とコスパが最高
バレルが長めでロングヘアーでも髪が抜けにくい


サロンムーンのコテはバレルが15センチあり、他のコテと比べても長めの設計になっています。
バレルが短いと巻いてる途中に髪がスルッと抜けてしまう事もありますが、その点サロンムーンは髪が抜けにくい設計に。
特にロングヘアーの方や髪の量が多い方は、バレルが長い方が巻きやすいです!




そして仕上がりについてですが、安いコテだからカールが巻けるか不安な方もいると思いますが、実際に巻いてみるとリッジ感あるカールをつくる事ができます。


温度上昇が早い
サロンムーンのコテは温度上昇も早いです。
160℃までの温度到達時間を計測したところ、約57秒という結果に。





他のコテと比べても160℃まで約1分で到達するのは早い方です!
室内温度や環境の違いで時間差はあり。
温度幅が80〜220℃とかなり幅広く、5℃づつ細かく調整可能
そしてサロンムーンのコテは 80〜220℃ とかなり幅広い温度幅が特徴。



他のコテと比べてもこれはかなり広めです。約4,000円ながらここまで幅広い温度幅を設定できるのはサロンムーンくらいでは!


また80℃からの低温カールにも対応しており、なるべく髪を高温で傷ませたくない方には嬉しい温度帯ですね。
さらに温度は5℃づつ細かく調節する事ができるのも◎!
ちなみにスイッチやボタン部分に「溝」があるのは、スタイリング中にボタンを間違えて押さないようにするため。サロンムーンのコテに誤作動防止機能はないですが、溝の中にボタンを設置する事で押しにくい設計に。
マット感な質感のグリップなので、手が滑りにくく持ちやすい


サロンムーンのコテのグリップ部分はマットな質感の素材に。
そして実際に持ってみると手になじみやすく、かつ滑りにくいので持ちやすいと感じました。
安価なヘアアイロンは安いプラスチック素材の商品もありますが、その点サロンムーンは安価に見えないグリップ素材が採用されています。
耐熱性のシリコンカバーが付属


またサロンムーンのコテには耐熱性のシリコンカバーが付属しています。
そのため持ち運びにも便利という嬉しいメリットもあり。


約4,000円という価格から考えた機能とコスパが最高


おすすめポイントを振り返ると、約4,000円という価格からは考えられないほど高機能カールアイロンに。



バレルが長い、幅広い温度幅に細かい温度調整など…価格からのコスパは最強クラスです。
いつも美容師として2万前後のコテを使っていますが、サロンムーンの高品質&高機能設計には今でも驚かされます。


「滑らない」という口コミがあるが、実際はどう?


ネットでサロンムーンのコテについて調べていると、上記の「滑らない」というネガティブなキーワードが出てきます。
それに対し実際に使った美容師が解説するとこちら。



滑り自体は普通だが、髪を挟むクリップの力が強めなので、人によっては滑りづらく感じるかも。


最近では滑らすような感覚でスルスル巻けるコテもありますが、サロンムーンは逆にしっかりと髪を挟んで巻いていく設計になっています。
しっかり髪を挟んで巻けるため抜けにくいというメリットもあるが、滑らすような感覚で巻きたい方は滑りづらいと感じるデメリットにも。



どちらにもメリットデメリットはあるため、自分がどちらのタイプか考えてみましょう。
滑らすような感覚で巻きたい方は、クレイツのコテ、もしくは滑りが良く傷みにくいカールアイロンから選ぶのがおすすめです。
【コツ】プレートを少し浮かせながら巻いていこう


サロンムーンのコテは髪を挟む力が強めなため、滑りづらいと感じる事も。
そのため巻く際は、上記にも記載の通り「プレートを少し浮かせながら巻いていく」テクニックを覚えると◎。
レバーに軽く力を加え、プレートを少し浮かせながら髪を滑らしていくと巻きやすくなります。
またコテが滑りにくいと感じた時の改善策は下記の記事でも解説していますので、気になる方はこちらをチェックしてください。




サロンムーンのコテと同価格帯のサロニア、アゲツヤとの違いは?


サロンムーンのコテが気になる方は、同価格帯で人気のサロニアやアゲツヤとの違いが知りたい方も多いと思われます。
そこで違いを比較表にまとめてみましたので参考にしてください。
一括比較表 ※スマホはスクロール
商品 | ![]() ![]() サロニア | ![]() ![]() アゲツヤ セラミックカール | ![]() ![]() サロンムーン |
価格(税込) | ¥3,500前後 | ¥4,000前後 | ¥4,000前後 |
温度幅 | 100℃〜210℃ | 140℃〜220℃ | 80℃〜220℃ |
温度調節 | 5℃ずつ調節可 | 5段階 | 5℃づつ調節可 |
滑りの良さ | 普通 | 普通 | 普通 |
ホールド感 | 適度にあり | 適度にあり | 強め |
温度上昇の早さ | 早い | 早い | 早い |
重さ | 370g | 370g | 390g |
デジタル表示 | ○ | × | ○ |
プレート加工 | セラミック | セラミック | チタニウム |
コード | 2M | 2.5M | 2M |
誤作動防止 | あり | × | × |
自動電源オフ | ○ | ○ | ○ |
海外 | ○ | ○ | ○ |
付属品 | 耐熱ポーチ | × | 耐熱カバー |
レビュー記事 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
※滑りの良さやホールド感に関しては、僕自身が全部使って感じた使い心地を参考にまとめています。そのため感じ方には個人差があります事をご理解ください。
また上記の比較表を参考に違いをまとめてみると下記の通り。
- 気になる仕上がりレベルは基本どれも同じ
- 髪の抜けにくさはサロンムーンが一番
- サロンムーンは温度幅が一番広い
- プレート加工がサロンムーンのみチタニウム (他はセラミック)
そして「この中ならぶっちゃけどれがおすすめ?」という疑問を持つ方が多いと思いますが・・



正直どれもコスパが良く、一つに絞るのは難しい・・


ただサロンムーンはバレルが長めなため、ロングヘアーの方や髪が抜けにくいコテを探している方はサロンムーンが間違いなくおすすめ。
とはいえ大きな違いはそこまでないため、あとは細かい違いやデザインを比較し、口コミも参考に決めていくのがおすすめです。
口コミをチェック










【一括比較】サロンムーンと他の人気カールアイロンの違いをまとめてチェック!


サロンムーンと他の人気カールアイロンの違いを「一括比較表」にまとめてみました。



気になる商品があれば「詳細を見る」からレビュー記事をチェックできます。
商品名 | ![]() ![]() マグネットヘアプロ ※ホリスティック | ![]() ![]() | ![]() ![]() 絹女 | ![]() ![]() クレイツ エレメアカール | ![]() ![]() クレイツ イオンカールプロ | ![]() ![]() クレイツ エスペシャルカール | ![]() ![]() サロニア | ![]() ![]() | ![]() ![]() ヘアビューン4D | ![]() ![]() アイビル D2 | ![]() ![]() アイビル DH | ![]() ![]() | ![]() ![]() サロンムーン | ![]() ![]() セラミックカール | ![]() ![]() ヴィダルサスーン ピンクシリーズ |
価格(税込) | ¥17,600 | ¥24,000 | ¥19,800 | ¥13,200 | → ¥5,500前後 | →¥7,000前後 | ¥3,500前後 | ¥71,500 | ¥49,500 | → ¥5,000前後 | → ¥4,500前後 | ¥8,788 | 約4,000円 | 約4,000円 | →¥2,500前後 |
仕上がりの艶感 | |||||||||||||||
滑りの良さ | |||||||||||||||
温度幅 | 120〜200℃ | 120〜180℃ | 100〜200℃ | 40〜220℃ | 120〜220℃ | 120-200℃ | 100〜210℃ | 40〜180℃ | 40〜180℃ | 80〜190℃ | 100〜190℃ | 60〜210℃ | 80〜220℃ | 140℃〜220℃ | 100〜180℃ |
調節 | 5段階 | 4段階 | 10段階 | 10段階 | 10段階 | 5段階 | 5℃づつ調節可 | 7段階 | 7段階 | 10段階 | 25段階 | 5℃づつ調節可 | 5℃づつ調節可 | 5段階 | 14段階 |
温度上昇の早さ | 早い | かなり早い | かなり早い | 早い | 早い | 早い | 早い | かなり早い | 遅い | かなり早い | 普通 | かなり早い | 早い | 早い | 早い |
重さ | 420g | 365g | 420g | 422g | 430g | 380g | 370g | 495g | 535g | 340g | 390g | 410g | 390g | 370g | 385g |
スイッチ | ボタン | ボタン | タッチパネル (デジタル表示) | ボタン (デジタル表示) | ボタン (デジタル表示) | ボタン (デジタル表示) | ボタン (デジタル表示) | ボタン | ボタン | ボタン (デジタル表示) | ボタン&ダイヤル | ボタン (デジタル表示) | ボタン (デジタル表示) | ボタン | ボタン&ダイヤル |
コード | 3M | 2.5M | 2.5M | 3M | 3M | 3M | 2M | 2M | 2M | 3M | 3M | 1.8M | 2M | 2.5M | 1.9M |
自動電源オフ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
誤作動防止 | × | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × | × | × |
海外 | ○ | × | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
美容師の 一言メモ | 仕上がり、滑らかすぎる巻き心地が特に優秀。価格は高めだが、高級カールアイロンの中で比べるとコスパが最強レベル。 | 仕上がりの艶感や滑りの良さが特徴。また軽いので操作性も◎!ただバレルがやや短めなのと、温度幅が狭め。 | 仕上がりの艶感や滑りの良さが◎!また温度上昇が特に早く、タッチパネルデザインがおしゃれ。 | クレイツの最上位モデル。温度幅が非常に広く、低温スタイリングができるのもポイント。 | エレメアの前モデルで、価格が約半額で購入できるためコスパが最強。美容師愛用率も高め。 | クレイツと人気美容室のアフロートがコラボしたモデル。全体的に使いやすいが、イオンカールプロほど割引されていない。 | 約3,000円とは思えないほど機能満載。仕上がりや滑りの良さは多少劣るものの、価格を考えれば大満足レベル。 | 価格は恐ろしいが、バイオプログラミング最高レベルで仕上がりや傷みにくさも最高級クラス。 | 重たい、温度上昇が遅いというデメリットはあるが、仕上がりの良さや痛にくさが最高クラス。 | アイビルの最上位モデル。温度上昇が特に早く、半額程度で購入できるためコスパも◎! | 価格もお手頃で使い勝手も◯!ただダイヤル式で正確な温度が分かりにくいのがデメリット。 | 機能の豊富さ、使い心地や仕上がりも良く非常にバランスが◎!1万前後で探している方に特におすすめ。 | バレルが15センチと長めで、髪が抜けにくい設計に。また温度幅も広く、価格を考えるとコスパ満足度が高め。 | 約4,000円とは思えないほどコスパが優秀。仕上がりの艶感など劣る点もあるが、なるべく安いコテを探している方におすすめ。 | 一番の魅力は約2,000円という安さ!とりあえず巻ければいいという方向け。温度はダイヤル調節なので正確な温度が分かりにくい。 |
レビュー記事 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
※重さは32ミリサイズを基準にしてます。
※あくまで僕自身が美容師として使用したレビューをもとにまとめているため、個人的見解になります事をご理解ください。(仕上がりの良さや滑りの感じ方には個人差があります)
※海外は電圧を参考に可不可とまとめていますが、電圧によっては対応できない地域もあります。その場合は変換プラグを購入する必要があります。



比較表を見ても分かるように、価格が上がるほど仕上がりの艶感や髪が傷みにくいコテが多くなります。そのため価格は上がりますが、髪のダメージレス目線で考えると他のコテを検討してみるのもおすすめです。


サロンムーンのコテのメリットデメリットまとめ


自分自身が使用した感想や口コミを参考に、メリットとデメリットをまとめてみました。
- リッジ感ある綺麗なカールを巻きやすい
- バレルが長めで、ロングヘアーの方でも髪が抜けにくい
- 温度上昇が早い
- 温度幅が幅広く、5℃づつ細かく調節可能
- グリップが滑りにくく持ちやすい
- 海外使用できる
- 耐熱素材のシリコンカバーが付属(持ち運びにも)
- 約4,000円という価格から考えたコスパ満足度がかなり高め
- 髪を挟む力が強く、人によっては滑りが悪く感じる事も
- 高級アイロンと比べると髪の傷みにくさで劣りやすい
- 一部偽物が出回っている
- 口コミを見ると壊れたという声もあり
サロンムーンのコテに偽物があるって本当?おすすめの購入方法は?


サロンムーンのコテを調べていると「偽物」という検索ワードがあり。
そして公式からも「類似品や転売品は出回っている」と注意喚起があります。



そのため商品はサロンムーン公式ストアからの購入が安心です。
SALONMOON公式ストアはこちらから


まとめ 約4,000円という価格を考えると、サロンムーンは大満足レベルのカールアイロン


最後にまとめですが、サロンムーンのコテは約4,000円という価格を考えるとコスパ満足度が非常に高めの商品でした。



価格からの機能や使い心地を考えるとコスパは最強クラスかなと!
そして下記にあてはまる方にサロンムーンのコテはおすすめ。
- なるべく安さ重視、だけど高機能カールアイロンを探している方
- バレルが長いコテを探している方
- 髪が抜けにくいコテを探している方
- 温度幅が広く、細かく温度調整がしたい方
是非参考にしてください。
SALONMOON公式ストアはこちらから


また下記の記事では実際にサロンムーンのコテを使ったスタイルを紹介しています。



流行りのニュアンスカールの作り方を簡単に解説してますので、こちらもよければ参考にしてください。


サロンムーンストレートアイロンのレビュー記事はこちらから




美容師おすすめのコテはこちらの記事から



