【約5万】ヘアビューロンvsダイソン!どっちがおすすめ?比較ポイントを美容師が解説

こんにちは。ヘアーチルドレン公式ライター・美容師の大脇です。
今回は約5万の高級ストレートアイロンであるヘアビューロンとダイソン ヘアアイロンを徹底比較していきます。




まずヘアビューロンは最新モデルの7D Plusが約7万、そして4D Plusが約5万。
続いて2021年に新しく登場したダイソンのヘアアイロンが約5万4000円。
そこで今回は価格が近く、多くの方が気になるであろう下記のモデルを比較。
- ヘアビューロン4D Plus・・¥49,500(税込)
- ダイソン ヘアアイロン コラール・・¥53,900(税込)


お互い5万前後もするので、どちらを購入すればいいか迷っている方の参考になればと思います。



2つのアイロンの特徴、違い、選び方を両方使用してきた美容師が解説していきます!
ヘアビューロン ストレートの基本情報


名称 | ヘアビューロン 4D Plus |
参考価格 | ¥49,500(税込) |
発売時期 | 2018.4 |
温度 | 40〜180℃ |
重さ | 約422g |
コードの長さ | 2M |
主な機能 | ・バイオプログラミング ・自動電源オフ機能 |
上記は2018年に登場した4D Plusですが、最新モデルは2021年に登場した7D Plusになります。


主な違いは仕上がりレベルを左右する「バイオプログラミングレベルの違い」のみと理解してもらって大丈夫です。
ヘアビューロンシリーズは仕上がりの艶感や柔らかさをとにかく重視したい方に愛用されているシリーズです。


ちなみに4Dと7Dの違いは下記のようになります。
7D Plus | 4D Plus | |
参考価格 | ¥71,500(税込) | ¥49,450(税込) |
発売時期 | 2021年2月 | 2018年4月 |
温度 | 40〜180℃ | 40〜180℃ |
重さ | 448g | 422g |
コードの長さ | 2M | 2M |
バイオプログラミング | 7D | 4D |
色 | メタリックグリーン | ブラック&ゴールド |



価格はおいておいて仕上がりの艶感を重視したい方は7Dが一番おすすめですが、個人的には4Dでも十分に仕上がりの良さは体感できるモデルですので、全体的なコスパを考えると4Dがおすすめしやすい・・というのが正直な印象です。


ダイソン ヘアアイロン コラールの基本情報




名称 | Dyson Corrale へアアイロン (ダイソン コラール) |
参考価格 | ¥53,900(税込) |
温度 | 165℃・185℃・210℃ (3段階調節) |
重さ | 561g |
コードの長さ | 3.31M |
サイズ | 4.5×29.2×4.1cm |
主な機能 | ・フレックスプレート ・インテリジェント・ヒートコントロール ・コードレスでも使用可能 ・360℃回転マグネット式充電器 ・自動電源オフ機能 |
ダイソンコラールの特徴はコードレスで使用できる事、またフレックスプレートが髪の毛へのテンションを均一にしてくれるので、少ない回数でストレートにできるパワーがかなり優れている事があげられます。


特にコードレスでも使用できるストレートアイロンとなると、機能や使い勝手が格段に下がるのが一般的ですが、ダイソンのコラールはメインでも使える最強のコードレスアイロンになります。(ただ持ち運ぶには重いという最大のデメリットがあるが・・)
また温度上昇が爆速な事や、コテでつくるような巻き髪スタイルもつくる事ができます。(なのでストレートアイロンではなく「ヘアアイロン」という商品名になっている)
ダイソン ヘアアイロンのレビュー記事はこちら


ヘアビューロンとダイソンコラールの違いを比較表にまとめてみると・・


ヘアビューロン4D Plusとダイソンコラールの違いを比較表にまとめてみるとこんな感じです。
ヘアビューロン4D | ダイソン コラール | |
価格 | ¥49,450(税込) | ¥53,900(税込) |
発売時期 | 2018.4 | 2021.6 |
温度 | 40〜180℃ (7段階調節) | 165℃・185℃・210℃ (3段階調節) |
重さ | 422g | 561g |
大きさ | 2.9×29.3××8.5cm ※使用時 | 4.5×29.2×4.1cm |
コードの長さ | 2M | 3.31M |
コードレス | × | ○ |
自動電源オフ | ○ | ○ |
海外 | ○ | × |
保証 | 最大1年半 | 最大2年 |
また個人的な感想も混ざりますが、使い心地の違いをまとめてみるとこんな感じです。
ヘアビューロン4D | ダイソン コラール | |
仕上がり (艶感や触り心地) | ||
温度上昇の早さ ※165度までの到達時間 | 約2分5秒 | 約22秒 |
重さ(操作性) | ||
癖を伸ばす力 |
ヘアビューロンとダイソンコラールの違いを簡単に美容師がまとめてみると・・


スペックや使い心地の違いを表にまとめさせて頂きましたが、ヘアビューロンとダイソンコラールの主な違いを簡単にまとめてみると下記の通り。
- 仕上がりの艶感はどちらもかなり素晴らしいが、ヘアビューロンの方が触り心地がツルンとした感じ
- 癖の伸ばしやすさはダイソンが圧勝!
- 重さが140gほどダイソンが重いが、数字以上に重く感じやすい
- ただダイソンはコードレスでどこでもスタイリングができる
- 温度上昇の早さは圧倒的にダイソンが早い!(ヘアビューロンはかなり遅い)
- 前髪などの細かい箇所はヘアビューロンの方がやりやすい(ダイソンは大きいので不向き)



こうまとめてみると、どちらもメリット・デメリットがはっきりしている印象です^^; それでは上記の点をさらに深堀しながら解説していきます。
仕上がりの艶感はどちらもかなり素晴らしいが、ヘアビューロンの方が触り心地がツルンとした感じ
まず多くの方が一番気になるであろう仕上がりの違い。
こちらに関してはどちらも仕上がりの艶感は素晴らしく、見た目ではそこまでの違いは感じられません。
というのも左右半分に分け、ヘアビューロンとダイソンでそれぞれスタイリングしてみましたが、見た目での違いは分かりにくいという結果になったからです。


ご覧のように仕上がりの艶感はどちらも素晴らしく、見た目での違いははっきり言って分からないレベルかと。。(もちろん個人差はあるが)
ただ「触感」に絞って比較してみると、モデルさんに実際に触って比較してもらったところ
こっちの方が(ヘアビューロンの方が)ツルンと指通りがいい!
との事。


仕上がりの柔らかさや触り心地は、ヘアビューロンの方が効果を感じやすいという結果に。




癖の伸ばしやすさはダイソンが圧勝!


また癖の伸ばしやすさ(一発でストレートにできる力)はダイソンが圧勝です。
ヘアビューロンは何往復かし、じっくりプレートに挟みながらスタイリングする事で仕上がりの良さを感じやすくなるため、スタイリングに少し時間がかかってしまいがちです。


しかしダイソンコラールはフレックスプレートが髪の毛のテンションを均一にしながらスタイリングできるため、少ない回数で癖を綺麗に伸ばしやすくなっています。
重さが140gほどダイソンが重いが、数字以上に重く感じやすい


そして重さを比較してみるとヘアビューロンが422g、そしてダイソンが561g。
数字だけ見ると140gほど変わるくらいですが、こちらは思っている以上にダイソンコラールは重たく感じやすいかと思います。



ほとんどの方が「重い・・」と第一印象で感じるのでは?てくらいダイソンは重たいのが最大のデメリットです^^;


そのため操作性という観点から比較してみると、ヘアビューロンの方が軽くて操作しやすいアイロンかと思います。



ダイソンコラールは家電量販店で販売しているケースが多いので、そこで実際に手で持ってみるといいと思います!
ダイソンはコードレスでどこでもスタイリングができる


またダイソンは充電式のコードレスでどこでもスタイリングができるという大きなメリットがあります。
そして意外とコードレスで使用できるというのが、個人的には思っていた以上に快適でした。
いつもコードを挿して使用していたヘアアイロンでしたが、コードレスの快適さは思っていた以上に◎です。(これも個人的感想ではあるけど)


温度上昇の早さは圧倒的にダイソンが早い!(ヘアビューロンはかなり遅い)


続いて温度上昇の早さですが、ダイソンは爆速レベルに対し、ヘアビューロンはかなり遅いという大きな違いもあります。
165度までの温度上昇を計測してみたところ・・(※ヘアビューロンは160度で計測)
ダイソンが約22秒、そしてヘアビューロンが約125秒と、同じ温度到達タイムでも100秒ほど変わってくる結果に。
ヘアビューロンの温度上昇はかなり遅い事でも有名であり、事前にスイッチをつけておくという方も多いかと。。


しかしダイソンは約20秒ほどで温度到達するため、スタイリング時に電源を入れても十分に間に合うレベルです。
で、ヘアビューロンとダイソンはどっちがおすすめなの?【選び方】


そしてヘアビューロンとダイソンが気になっている方で一番感じるであろう下記の疑問。
ヘアビューロンとダイソンはどっちがおすすめ?!
こちらの疑問に対しては僕からの回答は下記の通り。



どちらも特徴がはっきり違うアイロンなため、一概にどっちがおすすめと決める事は難しい・・
えぇ・・すぱっとこっちがおすすめ!と言いたいところですが、どちらにもいいポイントがあるため、一概におすすめを決める事は難しいというのが本音です^^;
ただ「何」を重視するかで選び方は変わってきますので、下記を基準に選んでもらえるといいかなと思います。
- 少しでも仕上がりの良さを重視したいのであればヘアビューロン
- スタイリングの時間、癖を伸ばす力を重視したい方はダイソン
- コードレスでどこでも使用できるのが魅力的な方はダイソン
- 軽くて操作しやすい方を重視したい方はヘアビューロン
- 前髪など細かい箇所もスタイリングするならヘアビューロン



他にも比較ポイントはありますが、先程まとめた比較表をもとに、重視したい項目を整理しながら選ばれる事をおすすめします!
【一括比較】ヘアビューロン、ダイソンと他の人気ストレートアイロンの違いをまとめてチェック
今回比較したヘアビューロンとダイソンですが、他の人気ストレートアイロンとの違いを比較表にまとめてみました!



気になる商品があれば「詳細を見る」からレビュー記事をチェックできます。
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価格(税込) | ¥22,000 | ¥19,800 | ¥13,200 | ¥22,000 | ¥14,300 | ¥49,500 | ¥71,500 | ¥3,500前後 | ¥4,000前後 | ¥8,000前後 | ¥13,200 | ¥9,680 | ¥22,000 | ¥19,000前後 | ¥53,900 | ¥53,980 | ¥40,700 | ¥43,780 |
仕上がりの艶感 | ||||||||||||||||||
癖を伸ばす力 | ||||||||||||||||||
滑り | ||||||||||||||||||
温度幅 | 140〜220℃ | 130〜220℃ | 140〜220℃ | 130〜220℃ | 120〜200℃ | 40〜180℃ | 40〜180℃ | 120℃〜230℃ | 80℃〜230℃ | 60℃〜200℃ | 60℃〜210℃ | 80℃〜200℃ | 140〜180℃ | 130〜200℃ | 165〜210℃ | 60〜230℃ | 60〜180℃ | 80〜220℃ |
調節幅 | 5段階 | 10段階 | 5段階 | 10段階 | 5段階 | 7段階 | 7段階 | ダイヤル調節 | 5℃ごと調節可 | ダイヤル調節 | 5℃ごと調節可 | 13段階 | 5段階 | 5段階 | 3段階 | 18段階 | 5℃ごと調節可 | 1℃ごと調節可 |
温度上昇の早さ | 早い | かなり早い | かなり早い | かなり早い | 普通 | 遅い | 遅い | 早い | 早い | 普通 | かなり早い | 早い | 早い | 早い | かなり早い | 早い | 早い | 早い |
重さ | 295g | 390g | 346g | 390g | 280g | 422g | 448g | 345g | 350g | 250g | 355g | 310g | 約403g | 380g | 561g | 360g | 295g | 415g |
コード | 2.5M | 2.5M | 2M | 3.5M | 3M | 2M | 2M | 1.5M | 2M | 2.8M | 1.8M | 1.7M | 2.6M | 1.7M | コードレス | 1.9M | 2.6M | 2.7M |
スイッチ | ボタン | ボタン (デジタル表示) | ボタン (タッチパネル) | ボタン (デジタル表示) | ボタン | ボタン | ボタン | ダイヤル | ボタン (デジタル表示) | ダイヤル | ボタン (デジタル表示) | ボタン (デジタル表示) | ボタン (デジタル表示) | ボタン | ボタン | ボタン (デジタル表示) | ボタン (デジタル表示) | ボタン (デジタル表示) |
自動電源オフ | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | なし | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
誤作動防止 | あり | なし | なし | なし | なし | あり | あり | なし | なし | なし | あり | あり | なし | なし | あり | なし | なし | なし |
海外 | ○ | × | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × | ○ | × | ○ | × | ○ |
美容師の 一言メモ | 仕上がりも良くて軽くて操作性も◎!ただ癖が強い方やロングヘアーには不向きかも。 | 仕上がりや癖を伸ばす力が非常に優秀。価格に対するコスパが半端なく、迷ったら買いレベル。 | 左の絹女を少しコンパクト&海外対応のモデルに。1万前後のアイロンを探している方に特におすすめ。 | プロが使用する縮毛矯正用に開発されたので、癖を伸ばす力が最強。またラディアントを一般向けに開発されたのが絹女。 | 仕上がりや小回り度が◎! ただ小さいので癖が強い方やロングには不向き。 | 価格はかなり高いが、仕上がりの艶感や柔らかさは最高レベル。 | ヘアビューロンの中で一番の仕上がりレベル。 ただ価格が恐ろしく高い。。 | 3000円とは思えないほどコスパ最強。 シンプルなデザインもおしゃれ。 | 3000円前後のアイロンでは1.2を争うくらいコスパが半端ない。 | 定価は2万だがネット通販では8,000円前後で購入できコスパが◎プレートの滑りはいいが、全体的に機能が少なめ。 | 約1万とは思えないほど機能が豊富で高性能。使いやすさ、コスパ共に最高クラス。 | ダメージレスに特化したアイロンながら価格が約9000円と、傷みにくさを重視する方にとってはコスパが最高クラス。 | 仕上がりが良く、髪の傷みにくさを追求した設計に。毛先のカールをつくりやすいのも◎ | 瞬間ストレートという名の通り癖を伸ばす力が優秀。 ただナノイーの効果はちょっと分かりにくいかも。 | 高い、重い、大きいの3大デメリットはあるが、癖を伸ばす力はずば抜けて最強。 | ヘアセットだけでなく低温でトリートメントケアもできる2WAYアイロン。 入浴後のヘアケアもしっかりしたい方におすすめ。 | 美容師愛用率が非常に高く、癖を伸ばす力に長けている。プロ仕様なので耐久性も◎ | 間接熱を利用したアイロンなので火傷の心配が格段に少ない。 仕上がりの艶感も◎ |
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※あくまで僕自身が美容師として使用したレビューをもとにまとめているため、個人的見解になります事をご理解ください。
※海外は電圧を参考に可不可とまとめていますが、電圧によっては対応できない地域もあります。その場合は変換プラグを購入する必要があります。


最後に


今回はヘアビューロン4D Plusとダイソンコラールを比較させて頂きました。
ともに価格が約5万!という超高額アイロンなため、買って失敗は絶対にしたくないというのがどの方の本音でもあります。
ただヘアビューロン4D Plusもダイソンコラールも価格帯は同じですが、アイロンの「特徴」はかなり変わってきます。



どちらのアイロンも「コンセプト」が違うため、2つの特徴をしっかり理解しておくのが選ぶ上で一番大切な事かなと僕は思います。
また最後に個人的な感想を書くと、どちらも5万と超高額なアイロンですが、2万弱でもかなり優秀でおすすめなストレートアイロンもあります。
それが「絹女」というアイロンであり、個人的にも今あるアイロンの中では最もおすすめする事が多いストレートアイロンでもあります。


絹女は総合的な機能や仕上がりレベルが優秀で、コスパで見ると最強レベルといってもいいくらいかなり優秀です。
今回比較したヘアビューロン4D Plusとダイソンと絹女を比べてみると下記の通り。
絹女 | ヘアビューロン4D | ダイソン | |
価格 | ¥19,800 | ¥49,500 | ¥53,900 |
温度 | 130℃〜220℃ (10段階調節) | 40〜180℃ (7段階調節) | 165℃・185℃・210℃ (3段階調節) |
温度上昇 | |||
重さ | 390g | 422g | 561g |
仕上がり | |||
癖を伸ばす力 | |||
コスパ |
実際に全て使ってきた僕自身の感想ではありますが、5万もするヘアビューロンやダイソンと比べても絹女はかなり優れている事が分かるかと思います。
絹女に関しては下記の記事でも解説していますので、気になる方はこちらを参考にしてください。




以上、ヘアビューロンとダイソンの違いや選び方を解説させて頂きました。
少しでも参考になれば嬉しいです。

