ヘアビューロンvsホリスティックキュア!どっちがおすすめ?比較ポイントを美容師が解説
こんにちは。ヘアーチルドレン公式ライター・美容師の大脇です。
今回は大人気ストレートアイロンであるヘアビューロンとホリスティックキュアの比較ポイントをまとめていきます。
まずはじめに「ヘアビューロンとホリスティックキュアだとどっちがおすすめ?」という疑問に、両方使用している美容師が答えるとこちら。
どちらも買って間違いはないが、「何」を重視するかで選び方は変わってくる
ヘアビューロンもホリスティックキュアも、どちらも仕上がりの艶感は素晴らしく、美容師目線でもおすすめできるストレートアイロンです。
しかしどちらにも「特徴」があるため、一概にこっちがおすすめ!と決める事はできなく、「何」を重視するかでおすすめは変わってきます。
そこで僕なりの選び方をまとめてみると下記のようになります。
- 価格はぬきに仕上がり重視ならヘアビューロン(4D or 7D)
- 癖を伸ばす力ならプレート面積の広いヘアビューロン
- 細かい箇所への手の届きやすさならホリスティックキュア
- コンパクトさ、軽くて操作性重視ならホリスティックキュア
- ロングヘアーの方はヘアビューロンの方が効率良くスタイリングしやすい
- ショート〜ショートボブの方はホリスティックキュアの方が短い髪の毛をスタイリングしやすい
こちらの記事では上記を深掘りしながら、選び方を詳しくまとめていきます。
ヘアビューロンとホリスティックキュアの違いを比較表にまとめてみると・・
まずはじめに、ヘアビューロンとホリスティックキュアの違いを比較表にまとめてみるとこんな感じです。
※ヘアビューロンは3Dもありますが、特に人気の4D、7Dを参考に比較しています。
※ホリスティックキュアストレートアイロンは現在マグネットヘアプロストレートアイロンに商品名が変わっています。
商品名 | ホリスティック ※マグネットヘアプロ | ヘアビューロン4D | ヘアビューロン7D |
価格(税込) | ¥13,200 | ¥49,500 | ¥71,500 |
仕上がりの艶感 | |||
癖を伸ばす力 | |||
滑り | |||
温度幅 | 120〜200℃ | 40〜180℃ | 40〜180℃ |
調節幅 | 5段階 | 7段階 | 7段階 |
温度上昇の早さ | まぁまぁ早い | 遅い | 遅い |
重さ | 280g | 422g | 448g |
コード | 2M | 2M | 2M |
スイッチ | ボタン | ボタン | ボタン |
自動電源オフ | あり | あり | あり |
誤作動防止 | なし | あり | あり |
海外 | ○ | ○ | ○ |
美容師の 一言メモ | 仕上がりや小回り度が◎! ただ小さいので癖が強い方やロングには不向き。 | 価格はかなり高いが、仕上がりの艶感や柔らかさは最高レベル。 | ヘアビューロンの中で一番の仕上がりレベル。 ただ価格が恐ろしく高い。。 |
レビュー記事 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ヘアビューロンとホリスティックキュアの選び方
上記の比較表を参考に、ヘアビューロンとホリスティックキュアの選び方をまとめてみると下記のようになります。
- 価格はぬきに仕上がり重視ならヘアビューロン(4D or 7D)
- 癖を伸ばす力ならプレート面積の広いヘアビューロン
- 細かい箇所に手が届きやすいアイロンが欲しい方はホリスティックキュア
- コンパクトさ、軽くて操作性重視ならホリスティックキュア
- ロングヘアーの方はヘアビューロンの方が効率良くスタイリングしやすい
- ショート〜ショートボブの方はホリスティックキュアの方が短い髪の毛をスタイリングしやすい
価格はぬきに仕上がり重視ならヘアビューロン(4D or 7D)
まずどちらも仕上がりの艶感はいいストレートアイロンですが、ヘアビューロンの方が艶感や柔らかい質感はつくりやすいです。
そのため価格はぬきに仕上がりの艶感重視で選ぶなら、ヘアビューロン4D、また予算に余裕があれば7Dが一番おすすめです。
ヘアビューロンは7Dが一番仕上がりレベルが高いモデルですが、4Dでも十分良いですよ!
ヘアビューロン4Dと7Dの仕上がりを比較した写真
ヘアビューロンシリーズの違いや選び方は下記の記事でまとめています。
癖を伸ばす力ならプレート面積の広いヘアビューロン
また癖を伸ばす力を重視するならプレート面積の広いヘアビューロンシリーズがおすすめです。
そのため癖が強い方や、癖で髪が広がりやすい方はヘアビューロンシリーズの方が使い勝手はいいと思います。
プレート面積を比較
比較表の「癖を伸ばす力」はどちらも同じレベルですが、ホリスティックキュアはコンパクト設計なので、強い癖を伸ばすアイロンとしては不向きです。
ただこれはあくまでヘアビューロンとホリスティックキュアを比較した話であり、どちらのモデルも他のアイロンと比べると癖を伸ばす力はそこまで優れているわけではありません。
もし「強い癖をしっかり伸ばしたい」「でも仕上がりの艶感も重視したい」という方は絹女(¥19,800)か、ダイソンのヘアアイロン(¥53,900)が特におすすめです。
細かい箇所に手が届きやすいアイロンが欲しい方はホリスティックキュア
ホリスティックキュアは他のアイロンと比べてコンパクト設計なため、前髪や細かい箇所へのスタイリングに相性が◎なストレートアイロンです。
そのため細かい箇所への手の届きやすさを重視したいならホリスティックキュアがおすすめです。
また前髪や細かい箇所へのスタイリングに相性のいいストレートアイロンは下記でもまとめています。
コンパクトさ、軽くて操作性重視ならホリスティックキュア
またホリスティックキュアはコンパクト設計なため、軽くて操作性に優れている(腕が疲れにくい)というメリットもあります。
重さを比較
ホリスティックキュア | ヘアビューロン4D | ヘアビューロン7D |
280g | 440g | 448g |
上記を見ても分かるように、ホリスティックキュアの重さはかなり軽めである事がわかります。
そのためアイロンの軽さを重視したい方はホリスティックキュアがおすすめです。
ロングヘアーの方はヘアビューロンの方が効率良くスタイリングしやすい
そして癖を伸ばす力はプレート面積が広いヘアビューロンの方が優れているため、ロングヘアーの方はどちらかというとヘアビューロンの方が効率良くスタイリングできます。
そのためロングヘアーの方で効率良くスタイリングしたい方はヘアビューロンがおすすめです。
ショート〜ショートボブの方はホリスティックキュアの方が短い髪の毛をスタイリングしやすい
また逆にコンパクト設計のホリスティックキュアは細かい箇所や短い髪のスタイリングがしやすい設計なため、ショート〜ショートボブの方に相性が◎です。
上記のグレーは「Sモデル」で、強い癖を伸ばしやすいよう加工されたモデルです。
そのため本体の大きさやプレート面積の違いで、どちらにもメリットデメリットがある事を覚えておきたいですね。
ちなみにホリスティックキュアはヘッド部分が丸くなっているため、毛先に丸みをつけやすい設計になっているのもポイントです。(前髪の毛先カールもつくりやすい!)
【一括比較表】他の人気ストレートアイロンとヘアビューロン、ホリスティックキュアの違いをチェック
ここまではヘアビューロンとホリスティックキュアの違いや選び方を解説してきましたが、他の人気ストレートアイロンとの違いも一括比較表にまとめてみましたので参考にしてください。
気になるアイロンがあれば「詳細を見る」からレビュー記事をチェックできます!
商品名 | リファ | 絹女 | 絹女 W | ラディアント | マグネットヘアプロ ※旧ホリスティック | ヘアビューロン4D | ヘアビューロン7D | サロニア | サロンムーン | Onedam ワンダム | Nobby by TESCOM | コイズミ KHS-8740 サロンセンス300 | YAMAN ヤーマン | ナノケア ※上位モデル | ダイソン | コラーゲン ヘアアイロンLV | ADST | エヴァロン |
価格(税込) | ¥22,000 | ¥24,200 | ¥16,500 | ¥22,000 | ¥14,300 | ¥49,500 | ¥71,500 | ¥3,500前後 | ¥4,000前後 | ¥8,000前後 | ¥13,200 | ¥11,000 | ¥22,000 | ¥19,000前後 | ¥53,900 | ¥53,980 | 4万前後 | ¥43,780 |
仕上がりの艶感 | ||||||||||||||||||
癖を伸ばす力 | ||||||||||||||||||
滑り | ||||||||||||||||||
温度幅 | 140〜220℃ | 130〜220℃ | 140〜220℃ | 130〜220℃ | 120〜200℃ | 40〜180℃ | 40〜180℃ | 120℃〜230℃ | 80℃〜230℃ | 60℃〜200℃ | 60℃〜210℃ | 80℃〜200℃ | 140〜180℃ | 130〜200℃ | 165〜210℃ | 60〜230℃ | 60〜180℃ | 80〜220℃ |
調節幅 | 5段階 | 10段階 | 5段階 | 10段階 | 5段階 | 7段階 | 7段階 | ダイヤル調節 | 5℃ごと調節可 | ダイヤル調節 | 5℃ごと調節可 | 13段階 | 5段階 | 5段階 | 3段階 | 18段階 | 5℃ごと調節可 | 1℃ごと調節可 |
温度上昇の早さ | 早い | かなり早い | かなり早い | かなり早い | 普通 | 遅い | 遅い | 早い | 早い | 普通 | かなり早い | 早い | 早い | 早い | かなり早い | 早い | 早い | 早い |
重さ | 295g | 390g | 346g | 390g | 280g | 422g | 448g | 345g | 350g | 250g | 355g | 310g | 約403g | 380g | 561g | 360g | 295g | 415g |
コード | 2.5M | 2.5M | 2M | 3.5M | 3M | 2M | 2M | 1.5M | 2M | 2.8M | 1.8M | 1.7M | 2.6M | 1.7M | コードレス | 1.9M | 2.6M | 2.7M |
スイッチ | ボタン | ボタン (デジタル表示) | ボタン (タッチパネル) | ボタン (デジタル表示) | ボタン | ボタン | ボタン | ダイヤル | ボタン (デジタル表示) | ダイヤル | ボタン (デジタル表示) | ボタン (デジタル表示) | ボタン (デジタル表示) | ボタン | ボタン | ボタン (デジタル表示) | ボタン (デジタル表示) | ボタン (デジタル表示) |
自動電源オフ | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | なし | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
誤作動防止 | あり | なし | なし | なし | なし | あり | あり | なし | なし | なし | あり | あり | なし | なし | あり | なし | なし | なし |
海外 | ○ | × | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × | ○ | × | ○ | × | ○ |
美容師の 一言メモ | 仕上がりも良くて軽くて操作性も◎!ただ癖が強い方やロングヘアーには不向きかも。 | 仕上がりや癖を伸ばす力が非常に優秀。価格に対するコスパが半端なく、迷ったら買いレベル。 | 左の絹女を少しコンパクト&海外対応のモデルに。1万前後のアイロンを探している方に特におすすめ。 | プロが使用する縮毛矯正用に開発されたので、癖を伸ばす力が最強。またラディアントを一般向けに開発されたのが絹女。 | 仕上がりや小回り度が◎! ただ小さいので癖が強い方やロングには不向き。 | 価格はかなり高いが、仕上がりの艶感や柔らかさは最高レベル。 | ヘアビューロンの中で一番の仕上がりレベル。 ただ価格が恐ろしく高い。。 | 3000円とは思えないほどコスパ最強。 シンプルなデザインもおしゃれ。 | 3000円前後のアイロンでは1.2を争うくらいコスパが半端ない。 | 定価は2万だがネット通販では8,000円前後で購入できコスパが◎プレートの滑りはいいが、全体的に機能が少なめ。 | 約1万とは思えないほど機能が豊富で高性能。使いやすさ、コスパ共に最高クラス。 | ダメージレスに特化したアイロンながら価格が約9000円と、傷みにくさを重視する方にとってはコスパが最高クラス。 | 仕上がりが良く、髪の傷みにくさを追求した設計に。毛先のカールをつくりやすいのも◎ | 瞬間ストレートという名の通り癖を伸ばす力が優秀。 ただナノイーの効果はちょっと分かりにくいかも。 | 高い、重い、大きいの3大デメリットはあるが、癖を伸ばす力はずば抜けて最強。 | ヘアセットだけでなく低温でトリートメントケアもできる2WAYアイロン。 入浴後のヘアケアもしっかりしたい方におすすめ。 | 美容師愛用率が非常に高く、癖を伸ばす力に長けている。プロ仕様なので耐久性も◎ | 間接熱を利用したアイロンなので火傷の心配が格段に少ない。 仕上がりの艶感も◎ |
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※あくまで僕自身が美容師として使用したレビューをもとにまとめているため、個人的見解になります事をご理解ください。
※海外は電圧を参考に可不可とまとめていますが、電圧によっては対応できない地域もあります。その場合は変換プラグを購入する必要があります。
まとめ。どちらにもメリットデメリットはあり「何」を重視したいかで選び方は変わってくる
ヘアビューロンもホリスティックキュアも美容師目線でどちらもヘアケア目線でおすすめなストレートアイロンです。
ただ選び方はいくつか書いた通り、一概に「こっちがおすすめ」と決める事はできなく、「何」を重視するかでおすすめは変わってきます。
そのため自分自身がストレートアイロンに「何」を求めるかを整理し、あとは予算を決めながら決めていく事をおすすめします。
またどちらも人気商品なため一部で非正規品(偽物)が出回っているとの情報があります。
そして公式ストア経由外で購入した商品は保証が適用されませんので、必ず公式ストアから購入される事をおすすめします。
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最後に美容師おすすめのストレートアイロンは下記でもまとめていますので、こちらもよければ参考にしてください。